沖縄本島北部にある離島「伊江島」からお声がけいただき、伊江島を体験する2泊3日のブロガーツアーに参加してきました。
とりあえず結論
・伊江島は沖縄本島からフェリーで30分で行けちゃう離島
・伊江島の主要産業である農業を食べて体験
・初日から感じる人との出会いの楽しさ
集合は沖縄本島北部にある「本部港」でした。
本部港の駐車場は無料なので、本島は車で移動して、本部港に車を停めて、フェリーで伊江島に渡ることができます。ちなみに、本部港へは那覇空港から直行路線バスもあります。
大きなフェリーで伊江島へ
伊江島へのフェリーは車も積める大きなものです。ただ、台数に制限があるので、フェリーに車を載せる場合には事前の予約が必要とのことです。
フェリーのチケットは窓口で買います。
横にはクレジットカードや電子マネーが使える券売機もありました。
ちなみに、売店ではお弁当的なものも売っているので、お腹が空いていたら、こちらで何か買っておいてもいいかもしれません。
伊江島へのフェリーは通常4便ですが、お祭りやイベントの時には、1日10便まで増えることもあります。船は2隻あり、どちらも乗船定員が600〜700人とかなり大型のフェリーとなっています。
ということで、フェリーに乗り込みます。2甲板から乗り込み、客室のある4甲板、5甲板に向かいます。
中にはエレベーターもあるので、ベビーカーでも楽に上がることができました。
本部港に売店がありましたが、実はフェリーの中にも売店があります。
温かいコーヒーやスープもあったりするので、温かいものを飲みたいなんて時に良さそうですね。
本部港を出港したら…
本島と瀬底島をつなぐ橋をくぐって、伊江島に向かいます。30分もすれば、城山(通称・伊江島タッチュー)のある伊江島に到着です。
食べて、食べて、食べて、伊江島の農業体験
伊江島に到着したらランチの時間でした。ランチは、とってもリーズナブルにゴルフが楽しめる「伊江島カントリークラブ」でいただきました。
お腹を満たしたら、いよいよ農業体験です。
島らっきょう、伊江島パクチーを獲って食べる
まず向かったのは、島らっきょうの畑です。島らっきょうはこんな感じで一列に並んで植えられているので、クワで根本からグワッと持ち上げて収穫するんだそうです。
島らっきょうって売っている時は束になって売ってますが、まさか収穫前から束になっているとは… まあ、収穫も楽でいいですよね。
もうすぐ2歳のわが子も見よう見まねで手伝っていました。
自分で獲った島らっきょうのドロを払って、皮を剥いて食べてみれば、辛味は無く、ほろ苦い味でなかなか美味しかったです。
うちの子も食べていましたが、なんでも食べちゃううちの子がすごいのか、それともとれたての島らっきょうがすごいのか…
続いて向かったのは、パクチーの畑です。
伊江島に元々パクチーがあったわけではないそうですが、気候的に栽培が可能だということで、9種類の種を取り寄せて検証した結果、伊江島と相性の良かったものを「伊江島パクチー」として育てているそうです。パクチー、すごい生えてる…
根本から、手で抜き取ります。こちらもとれたてを食べてみましたが、シャキッとした食感と、フレッシュなパクチーの香りが素敵でした。
と、ここで、パクチーの白和えが登場です。果たしてどんな味なのか…
島豆腐の塩分とごま油の香り、そしてもちろんパクチーの香りも美味しい白和えでした。
ただ、パクチーの香りは控えめで、普段パクチーが苦手という人も「美味しい」と食べていました。パクチー、意外と万能なのかもしれません。
塩をつくる、塩で食べる
続いて、伊江島観光協会の古堅会長を訪ねました。古堅会長は塩を作っているということで…
伊江島の製塩についてお話を伺いました。古堅会長、見た目がめっちゃ怖そうですが…
いろいろ質問すると、しっかり教えてくれました。ちなみに、これ、煮詰めた後の海水からにがりを分離しているところです。
伊江島は、主に修学旅行生向けに体験型観光&民泊を提供していて、それが成功している島です。ということで、いろいろな体験アクティビティがあり、ここでは簡易的な製塩体験をすることができました。
まずは鉄板に海水を入れて、下から熱します。これ、ただの水たまりのようですが…
「塩の結晶ができてきたら、一箇所に集める」という作業を繰り返していくと…
こんな感じで塩ができるんですね。結構な量ですよね。
伊江島で獲れた紅芋が焼き芋になっていたので、そこにできたばかりの塩をかけていただきます。
できたばかりの塩はにがりを抜いていないこともあり、荒々しい味ですが、紅芋の甘さを引き立ててくれていました。
最後は古堅会長と記念撮影。古堅会長、本当に面白かったです。右肘のサポーターがプロレスラー感を醸し出していますが、お会いする機会があったら怖がらずにいろいろ話しかけてみてほしいです。
晩ごはん、そして民宿でのゆんたくタイム
さて、少しの休憩を挟んで、参加者のみんなで晩ごはんです。会場は中華系定食が豊富な「食事処 岬」でした。
我々と同じように家族で今回のツアーに参加していた沖縄移住ライフハックのみなみの家一家とオリオンビールで乾杯!
いろいろ食べました。
食事をした後は、メンバーごとに宿に戻ります。初日のこの日は民宿泊だった僕ら家族は「民宿かりゆし」へ。宿に帰ると一階で飲んでいる方々が…
宿のご主人や宿泊客で飲んでいるとのこと。もちろん僕らも参加させてもらいました。
島の良さ、民宿の良さってこういうコミュニケーションにもあるよなぁ… いろいろな話をして、途中でパスタなんかもいただきつつ…
1時前まで飲んでいました。ゆんたく、本当に楽しいわ〜。
民宿かりゆしについて、詳しくはこちら(毎日ビール)の記事をどうぞ
ただ、次の日も早いし、そもそも子どもが6時に起きることを思い出して慌てて床につきました。
伊江島の特産品は他にもあります
今回は島らっきょう、パクチー、塩、紅芋をいただきましたが、伊江島には他にもいろいろな特産品があります。伊江島で造られているアグリコールラム「イエラム サンタマリア」はもちろん…
伊江島和牛・伊江牛、黒糖、小麦、ピーナッツなんかもあります。今回の農業体験(体験と言っていいのか、疑問はありますが…)は、だいたい3名くらいから受け付けているそうですし、旅慣れている人だったら、島でいろいろ聞いてみると、もっといろんな体験ができそうな、そんな気がしました。詳しくは伊江島観光協会に連絡をしてみてください!(丸投げのようですが、対応してくれそうな気がする、この安心感が伝わるでしょうか…)
日帰りで来るなんてもったいない! そんな伊江島のツアーは続きます。
関連リンク
伊江村(公式サイト)
伊江島観光協会(公式サイト)
伊江島フェリー: 車両航送予約システム(公式サイト)