沖縄に来てから注目するようになったもののひとつに道の駅があります。東京に住んでいる時はそんなに車で出かけることもなかったし、どこかに旅行に行っても、道の駅で生鮮食料品を買うこともなく… なんだけど、沖縄に来て車で移動することが増えたのと、一次産業との距離が近くなったってのもあるんだろうな、道の駅に行く機会が増えました。せっかくなので、沖縄の道の駅を紹介しようと思います(正確に言えば、国土交通省に登録されたものではないんですが、道の駅的なものを紹介していきます)。
まずは宜野湾市にある「ぎのわんゆいマルシェ」です。
中に入ると沖縄県産の野菜がズラーッと並んでいます。基本的にはどれもリーズナブルで、キャベツ2玉100円なんてのもあります。
初めて見る野菜もあって、テンションが上がりますが、どう食べていいのかわからなかったりもします。
とにかくデカくて、「これを食べるの? 何日で食べるの?」なんてのもあります。うちなーぐちでチブルって頭だった気がするんだけど、頭なのか顔なのか。
この日は、人参の産地として有名な津堅島の人参詰め放題なんてのもありました。
ゆいマルシェには、野菜コーナー以外にも立派な精肉コーナーがありました。
加工肉もありますが、個人的にすごく惹かれたのはハイケイです。
ハイケイって東京にいた時は知りませんでした。漢字で書くと「廃鶏」です。ハイケイってのは採卵期間を終えた雌鶏のことで、若鶏ではなく、年増な鶏ですね。で、お肉や皮は固いんですが、個人的には、ビールを飲みながらつまんだりするなら、ハイケイの方が合ってると思います。
そんなハイケイなんですが、通常はミンチになったりしてそのままの形では流通はしないんですが、こちらではぶつ切りで買うことができます。ほぼ一羽分で300円ちょっとですよ。安いし美味しいし!
これ、買ってきて食べたんですが、ぶつ切りなので骨があって食べづらかったり、さすがにネック(せせり)の部分は少し臭かったりしましたが、分厚くてコリコリの皮が絶品で… 300円ってのはかなりオトクだと思いました。ビーチパーティーとかBBQに仕込んで持っていくのもよさそうです!
惹かれたものをもうひとつ… こちらの卵コーナーにありました。この日は夕方に行ったので、残りが少なかったんですが…
これです! アローカナと烏骨鶏の卵! しかも6個で400円というオトクな値段! 烏骨鶏は有名ですが、アローカナって知っている方は少ないのではないかと思います。アローカナは南アフリカ・チリ原産の鶏で、卵の殻の色が薄い水色をしているんです。簡単に言えば、栄養素が豊富な青い卵、です。まさかこんなところで買えるとは…
もちろん買いましたとも! そして、卵かけご飯でいただきました! 玉子が濃厚で美味しかった〜。
ということで、やっぱり生鮮食料品が多くなっちゃうんですが、手作りちんすこうやムーチー(餅)、石鹸なんかも売っていたので、旅のお土産を買うにもいいんじゃないかと思いました。牧志公設市場でカラフルな魚を見るのもいいけど、こういうところで値段も含めて楽しむのもおすすめです。
あ、建物には食堂も併設されていました。
北海道の海鮮もあったりしますが、沖縄らしい定食もあるので、そちらをぜひ!
もちろん、沖縄的定食メニューはリーズナブルです。
朝9時から夜7時までやっているので、朝であれば、北部に向いつつ、いろいろ見てみてお菓子を買っていくのが良さそうですし、ここで食べていってもいいかもしれません。宜野湾あたりはコンドミニアムも多いので、部屋に調理できる施設があるのであれば、ここでいろいろな食材をリーズナブルに買い揃えての自炊するのもオススメです。
ということで、道の駅シリーズ第一弾、ぎのわん ゆいマルシェでした。
おじさんの目線
ハイケイやアローカナがいつもあるのか、早めに行って確認したいと思います。
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