3年前に、何気なく、ふと見たことからハマったドラマ「新参者」。
まったく予備知識は無かったのですが、原作は東野圭吾さんの人気小説で、
阿部寛が主演の刑事ドラマです。
その「新参者」が今、huluで見られるというのでオススメしたいと思います。
ただ、ネタバレなく、変な予備知識なく観た方がいいと思うので、
かなり抽象的なオススメになってしまうんですけども…
ドラマ「新参者」の舞台は東京・人形町です。ここで起こるひとつの殺人事件を
追うものなんですが、街が主人公とも言える内容で、それもハマる要素だったかな、と。
ちなみに、同時期(2010年)にやっていた仮面ライダーWも風都という
架空の街が舞台で、街が主人公と云えるもので、ハマりました。
街が主人公ってどういうことかと言うと…
風景だったり、人だったり、名産品だったりお土産だったり、
ドラマを見ていて、あそこに行ったらあれがあって、
あの人がいるんだろうなと思えるような感覚を覚えるもの…
感情移入とはちょっと違うのかもしれませんが、
その街に行ったことがあるような、生活を想像できちゃうような。
僕はNHK「あまちゃん」をちゃんと見てはいなかったんですが、
きっと「あまちゃん」もそういう感覚に近いんじゃないかと思ってます。
で、それって、人物や街の細部を丁寧に描かないと感情移入しづらくて、
逆にいえば、それがしっかり描かれているドラマなんだろうなぁ、と。
オススメの理由はいくつかありますが、よくできたドラマ、というのが一番かなぁ。
そのよくできたドラマに登場する俳優陣も超豪華!
市原悦子、泉谷しげる、原田芳雄、三浦友和、香川照之、倍賞美津子、寺島進…
引き込まれないわけがないです。原田芳雄さんは、このドラマの1年後に
他界されてしまうのですが、ほんと、素敵な演技をされてます。
そしてバランスを取るかのようによくわからないキャスティングも面白いんですが、
小倉優子、八代英輝、みのもんた、峰竜太という「え?」と思う人が
急に出てきたりするあたりも、街感があっていいなぁ、と。
そして、ドラマと言えば演出です。「半沢直樹」もあの演出があればこそ、
だったと思うんですが、同じTBS 日曜劇場の枠だからか、
演出がちょっと過剰なところがあります。王道的な演出といいますか…
(プロデューサーも演出も違う人なんですけどね)
場面場面で流れるお決まりの音楽、主人公の目力演出などなど、
まあ、水戸黄門と大岡越前な感じでしょうか。
そんなこんなで、全10話のドラマとスペシャル1回がhuluで見られます。
今ならhulu2週間無料だし、まだ見てない人は見ておいた方がいいですって!
というのも、来年の正月にドラマのスペシャルがあるんですよ!
となると、劇場版「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」の地上波放映もあるかも。
見るなら今でしょう!というわけです。や、ほんとオススメですよ!
▼新参者
http://www.tbs.co.jp/shinzanmono/
おじさんの目線
おじさん、毎話、泣いちゃってます。泣きたい時にもオススメ!