COVID-19関連で飲食店がまともに営業をできなくなり、特に夜営業メインのお店がランチタイムにテイクアウト営業をしています。贔屓のお店を応援したい(支援したい)、いつもは行けないあのお店のメニューを食べてみたい… いろいろ理由はあると思いますが、テイクアウトの情報がまとまっていると便利ですよね。
ってことで、常日頃から飲食の情報を収集・発信している Google や食べログあたりもテイクアウトやデリバリーの情報を集め始めています。
・Googleマップ、テイクアウトやデリバリー対応の飲食店を探しやすくするフィルター追加(engadget)
・テイクアウトできるお店特集(食べログ)
で、こういう時、まだ大手が動いていない状況なら独自で動くのも誰かのためになると思うんですが、大手の後で中小が動くのって、現場の負担を増やすだけだと思うんですよね。例えばこれ。
・沖縄県内テイクアウト&デリバリーグルメまとめサイト開設(オリオンビール)
飲食店が大変な時に、飲食店の手間を増やしてどうする! と僕は思うんですが、どうなんですかね。
さて、グルメブロガー的な僕にはなにかできることはあるかな〜、と思いやってみたのは、飲食店の情報を収集して、スプレッドシートで公開することでした。
・沖縄テイクアウトランチ hosted by 沖縄ランチブログZ
で、ちょっとやってみて思ったのは、正確な情報であり続けるためには、運用が大変ということ。
非常事態の渦中にあって、営業時間やメニュー、価格等はどんどん変わっていきます。つまりメンテナンスをし続けないと間違った情報を掲載し続けることになります。それは見てくれたユーザーにも飲食店にもマイナスで、なんならクレームにも繋がりかねないです。
とりあえず、上記の運用では、情報を登録できる人を絞り、できるだけ情報の形式を揃えて、情報元を明記するようにしています。
で、例えば、Google、食べログ、それ以外に2つのアプリやサイトに情報を登録している飲食店があるとして、営業時間が変わった時に、全部に修正依頼を出すって飲食店にとっては超面倒じゃないですかね。
なので、たとえば飲食店がSNSで発信する情報を一次ソースとして、メディアはそれを自分から取りに行き、表示するって仕組みがいいと思っています。
テイクアウトに関するいろいろなサイトやアプリが立ち上がっていますが、そのあたりをしっかりと考えられていないのであれば、情報をまとめてGoogleに提供するくらいの方がよっぽどためになるのではないかと思います。
地獄への道は善意で舗装されている
これ、Wikipediaによると、ヨーロッパのことわざらしいんですが、ことわざって言わば「あるある」でしょう? よくある話、というか。これがことわざになっている意味を非常事態だからこそ、ちゃんと考えないといけないと思います。
オリオンビールのリリースの「日時」の欄を見て、大丈夫かな、と不安になったりしています。
「開設日時 2020年4月22日 AM10:00」だろうし、最後の「※」は一行あけた方がいいし… うーん。
あと、このブログで一番検索流入の多い記事が今でも「札幌のガールズバーはミリオンがオススメ!」なのも不安になったりしています。