沖縄の県庁所在地は本島南部にある那覇市ですが、本島中部にも、意外とユニークな施設があるんですよね。本島中部のうるま市にある「うるマルシェ」もそんな施設のひとつで、沖縄県民にも観光客にもオススメなのでご紹介します。
とりあえず結論としては
・沖縄の生鮮食料品がたくさん揃っている
・新しくて綺麗なデザイン、建物
・雨の日も楽しめる施設としてオススメ
うるマルシェ(うるま市農水産業振興戦略拠点施設)
まず場所ですが、本島中部の東側、イオン具志川の隣、勝連城跡や海中道路の手前にあります。那覇からは高速道路を使えば車で30〜40分くらいです。
ほとんどの人が車で来ます。駐車場はありますが、施設の大きさを考えるとちょっと足りてない気も… 停めるのに少し苦労するかもしれません。隣にスポーツオーソリティがあるんですが、そちらの駐車場はかなり空いてます。提携して停められるようにしてほしいなぁ。
さて、僕が行った日はあいにくのお天気でしたが、基本的には屋内施設なので天候は関係ありません。駐車場からの移動はありますけども…
中に入ると他の道の駅と同様、契約している農家さんのいろいろな野菜が並んでいます。
天井が高いので開放感があるのも特徴です。
基本的にはうるま市産の野菜が多いようですが、他にも東村のパインや、青森のニンニクなんかもありました。つまり美味しいとこ取り。
沖縄はもやしが安くないので、各道の駅にはだいたい「もやし詰め放題」があります。うるマルシェにもありました。
うるマルシェは正確には道の駅ではなく、農水産業振興戦略拠点施設です。それゆえ、野菜だけではなく海産物やお肉、加工食品、いろいろなお惣菜も充実していました。
マグロ、ビタロー、シチューマチ… 県産の魚がいろいろ
魚は氷の上に並べられたものもありましたし…
パックに入って売られているものもありました。
もちろん切り身も売っています。
沖縄らしく、トンボマグロのサクも売っていました。
シチューマチ、ガーラ、カタカシ、ミーバイ、と沖縄の魚にまぎれて、サーモン(ノルウェー産)もありました。
お土産に良さそうな加工品も売っています。
牛、豚、鶏… お肉はなかなか特徴を挙げるのが難しいですが…
解体したての豚をその場で好きなサイズにカットして売ってくれるイベントもありました。どこでも100g117円と安いし、好きにカットしてもらえるって、すごいと思いました。僕は肩ロースを大きめのげんこつ一つ分くらいでいただきました。550gで600円くらいでした。(ちなみに、毎日やっているわけではないようです)
ヤギ刺が売っているのは沖縄ならではでしょうか。
島で一番安い山羊汁?
お惣菜コーナーには、ポークたまご的なお弁当やじゅーしー(沖縄風炊き込みごはん)おにぎりがありますが、これはどの道の駅にもありそうです。
が、なんとうるマルシェには、山羊汁がありました。しかも500円というお値段。
山羊汁って結構高いイメージあり、お店で食べると1,000円はくだらないと思いますが、まさかの500円。思い出に食べてみるのも良さそうです。
他にも田芋をつかったじゅーしーも珍しいです。これは買って帰ればよかった、と後悔しているものになります。次回は必ず。
と、沖縄的なものが並んでいる中、いきなりグリーンカレーが出てきたりもします。この、今風な感じもいいですよね〜。
地元の方向けに島豆腐や…
沖縄そばの麺もいろいろ売っていました。沖縄そばは、地域によって麺の形が違うって知らない人が多いんじゃないでしょうか。
一角にはカフェ&ベーカリーというコーナーもあり、大きなパンも売られていました。
パンの種類も幅広いです。
そして、カフェ&ベーカリーの横にはキッチンスタジオまで併設されていました。こちら、借りて調理をすることもできるんだとか。
ただし、買ったものをその場で調理できるわけではなく、現在はイベント的に使われているようです。ここ、せっかく設備があるので、買ったもので調理してくれる人がいたりしたらいいのになぁ、なんて思いました。
ただ、その場でお腹が空いても困ることはありません。うるマルシェにはフードコートが併設されていますし…
産直レストランもありました。ここはまた別で行ってみなければ…
ということで、沖縄の食に関していろいろなものがある「うるマルシェ」、美味しいものや珍しいものが好きな人であれば、ぜひ行ってみてほしい施設です。
【関連リンク】
うるマルシェ(公式サイト)
うるマルシェ/うるま市農水産業振興戦略拠点施設(Facebookページ)
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