先日の九州旅行で出会った焼酎で美味しかったものがあったのでご紹介します。
僕は、基本的にはお酒はなんでも飲みます。なかでも蒸留酒が好きで、テキーラ、麦焼酎、泡盛あたりが好きで、家にもストックが何本かあるんですが、今回出合って買ってきたのが、濵田酒造の本格芋焼酎「だいやめ-DAIYAME-」です。2018年9月4日に発売された、まだ新しい商品です。
とりあえず結論
・芋焼酎の概念を覆すお酒「だいやめ-DAIYAME-」
・ライチのような香りに加えて芋焼酎的な甘みもあって美味しい
・飲食店でのコミュニケーションツールにも良さそう
「だいやめ」とは、『晩酌して疲れを癒す』という意味を表す鹿児島の方言。家族や友人と晩酌しながら、一日を無事に過ごせたことに感謝し、リフレッシュして明日を迎える伝統的な食習慣です。(濵田酒造サイトより)
ということで、素敵な習慣が名前になったお酒です。芋焼酎なのですが、最初に感じる香りは、フレッシュなライチです。これ、とても不思議ですよね。香料やライチ由来の何かは入っておらず、原材料は鹿児島県産のさつまいもと米麹のみ。アルコール度数は25%ですが、ロックで飲んでも、その香りのよさと後半に感じられる芋の甘さが美味しくてスイスイ飲んでしまいます。
メーカーのオススメは炭酸割りのハイボール
その香りを感じやすく、また飲み心地をさらによくするために、濵田酒造では炭酸割り「だいやめハイボール」をオススメしているようです。
実際にやってみましたが、確かに飲み口は軽くなるし、香りも感じやすくなるのでいいですね。ライチのお酒って変な甘さがあったり、酸味が強かったりしますが、だいやめはバランスがとてもよくて、飲みやすいんですよねぇ。
この香りとホップの香りは相性がいいんじゃないか、と思い、グリーンシャワーでも割ってみましたが、こちらはキャラクターがごちゃついてイマイチでした。香りの無い炭酸で割って、だいやめの香りを楽しむのがベストでしょうか。
ただ、この良さって飲まないと伝えるのが難しいなぁ、と思ったり。
「ライチの香りがするお酒だよ」 ⇒ 「ディタとかライチのお酒を飲めば良くない?」
「芋焼酎のハイボール、美味しいんだよ」 ⇒ 「えっ、芋焼酎を炭酸で割るの?」
「新感覚の芋焼酎でね…」 ⇒ 「ん?」
という感じで、うまく勧める言葉が見つかりません。とにかく飲んでみて! というところからのスタートしかないのかなぁ… 芋焼酎の概念を覆してくるお酒だし、ディタよりもリーズナブルだし、なにより美味しいので… やはり、とにかく飲んでみてほしいです。これ、飲食店でもコミュニケーションツールとしていいと思うんですけど、どうですかね〜。
【関連リンク】
濵田酒造〜だいやめ〜(公式ページ)