相変わらずパイナップルを食べています。沖縄が誇るパイナップル・ゴールドバレルですが、その最大の生産地は本島北部にある東村(ひがしそん)です。東村には、「サンライスひがし」という道の駅のような売店があるんですが、そこに行けば最高のゴールドバレルに出会えるかもしれない、ということで、週末に「サンライスひがし」に行ってきました。
が、到着した15時には、すでにゴールドバレルは売り切れ… 聞けばお昼過ぎには売り切れるんだとか… ということで、こちらでは、東村産のピーチパイン(小玉)があったので、それをふたつ買って、名護にある「ファーマーズマーケットやんばる」に向かいました。
こちらでは、沖縄本島のいろいろなものがリーズナブルに売っていました。もちろんパインもこの通り。
パイナップルの種類も豊富だし、ゴールドバレルも300円〜4,000円まで、いろいろなものが売られていました。
ということで、名護では2つのゴールドバレルを買ってきました。今回の遠征で買ってきたのは、150円のピーチパイン2つと400円のゴールドバレル、そして3,300円のゴールドバレル、いずれも東村産のものです。
150円のピーチパインふたつを実食
まずは「サンライズひがし」で買ってきた150円のピーチパインです。皮がやや黄色いものとピンクのものを買ってきました。
見比べて、若干の違いがわかるくらいです。カットしてみると、さらに差がわからなくなりました。
手のひらサイズのパインなので、可食部は少ないんですが、ピーチパインとしての味は間違いなく、美味しかったです。黄色い方(左)は甘さが強く、ピンクの方(右)はピーチ的な香りが芳醇で美味しかったです。味に個体差はありましたが、優劣というよりは好みですかね。
3,300円と400円のゴールドバレルを実食
続いては、ゴールドバレルです。3,300円と400円、約8倍の価格差ですが、何よりも違うのが見た目と大きさ。400円のもので730g、3,300円のもので2.8kgありました。3,300円の方は葉の勢いが凄かった。パイナップルヘアっていうか、無造作ヘアって感じです。
小玉パインをカットした後だったこともあって、3,300円のパインはとにかく巨大に感じました。
半分をカットしたら、いつものコンテナがいっぱいになりました。
続いて、400円のゴールドバレルもカットしてみました。上にひとつあるのは3,300円の一部です。
3,300円と400円のゴールドバレル、価格差は8倍、重量は4倍だったんですが、なんと味は400円のものの方が美味しかったのです。これまでに、2,000円のものも含め、3つのゴールドバレルを食べましたが、今回の400円のが一番美味しかったです。
黄色く、しっかりと熟したものを選んだ、ということもあるのかもしれませんが、果実の密度があるのになめらかで、それでいて甘さもしっかりとありました。大きいものは、若干甘さが大味というか、間延びしたような印象もあり… おそらく大きい方は同じ個体でも上の方、下の方で甘さに差が出ますが、小さいのはそれが均一なのかもしれません。
相変わらず、マイベストパインはピーチパインですが、パイナップルは大きすぎない方がいいという知見を得ました。味重視で考えるなら、ひとつ700〜800グラムくらいのパインが至高なのではないかと思うんですが、どうなんでしょうか。そういう意味でも大きくなりすぎないピーチパインは美味しさのブレが少ない品種と言えるのかもしれません。
いやぁ、パイナップルも奥が深い… 次は最高のピーチパインを求めて、石垣島にでも行きたいなぁ。