キリンの炭酸といえば「キリンレモン」ですが、そのキリンレモンから無糖炭酸水「キリンレモン スパークリング 無糖」が、2020年6月に発売されました。正直「え、今さら?」という思いもあったんですが、逆にキリンレモンが参入してくるくらい「無糖炭酸」がアツいってことですよね。
ということで、「キリンレモン スパークリング 無糖」を含めた、無糖レモン炭酸水の飲み比べをしてみました。キリンレモン以外には、サントリー「天然水 SPARKLING(スパークリングレモン)」、そしてコカ・コーラの「THE TANSAN LEMON(ザ・タンサン レモン)」です。人工甘味料
いずれもカロリー等はゼロ、香料と酸味料は使用しています。原材料には、レモン果汁やレモンエキスと書かれていますが、パッケージには無果汁の表記があります。これ、パーセンテージ的に少ないので無果汁となっている感じでしょうか。
グラスに注いでみても、さすがに色の違いはありません。炭酸の強さは、ザ・タンサン>天然水 SPARKLING>キリンレモン の順で強い印象です。
飲み比べてみると、それぞれしっかりと特徴がありました。
サントリー 天然水 SPARKLING(スパークリングレモン)
嫌味のない、ごく普通にレモンの風味を感じる炭酸水。レモンの風味の自然さでは3つの中で一番だった。
コカ・コーラ THE TANSAN LEMON(ザ・タンサン レモン)
レモンティー的な、なにかレモン以外の香りもする炭酸水。ただ、香りはチープな印象。炭酸が強く、パンチ力がある感じ。
キリンビバレッジ キリンレモン スパークリング 無糖
昔なつかしいキリンレモンを思い出す、ラムネ的な香りがする。レモンの炭酸水、というよりはキリンレモン。
という感じで、レモン好きならサントリー、炭酸好きならコカ・コーラ、キリンレモンやラムネが好きならキリン、って感じかなぁ、と思いました。
自分で炭酸にレモンを加えて作るものではなく、開栓すればすぐに飲める炭酸飲料だと言うことを考えると、個人的にはキリンレモンが好きでした。
ただ、これ、昔キリンレモンを飲んでいた人向け、というか、おっさんホイホイなドリンクという気がしないでもないけど… 今の20代とかでもキリンレモンを指名買いしてた時とかあったんでしょうか?
まるごと旨搾り天然水SPARKLING、キレートレモン、いろはすも飲み比べ
【2020/6/20 追記】
記事公開時に買えなかった3種類の炭酸水をGETできたので、サントリー まるごと旨搾り天然水SPARKLING、ポッカサッポロ キレートレモン無糖、い・ろ・は・す スパークリングれもんも飲み比べてみました。
サントリー まるごと旨搾り天然水SPARKLING
レモンの風味だけではなくて、たしかに旨さを感じる。朝摘み有機レモンをまるごと搾った果実本来の味わい、そしてはちみつ入りということで若干のカロリーがある。すごく薄めのはちみつレモンソーダ?
ポッカサッポロ キレートレモン無糖
レモンの果汁感が一番強く、さすがポッカサッポロという感じ。スポーツの後に良さそうな印象。紅花色素が何に使われているのかが気になった。
コカ・コーラ い・ろ・は・す スパークリングれもん
6本の中では一番甘く、カロリーも19kcal/100mlと結構高め… 原材料を見たら果糖、砂糖が入っていた。ジュースでした。
無糖ということにこだわるのであれば、個人的にはキリンレモン無糖とキレートレモン無糖が美味しく感じました。やはり「レモン」とつくブランドを作り続けているところは強いんだなぁ、なんて思った次第です。通常は「キリンレモン無糖」、とくに酸味を求める時には「キレートレモン無糖」を選びそうです。カロリーがあってもOK、とするなら、たしかに「まるごと旨搾り天然水SPARKLING」も美味しかったです。少し疲れている時にはこちらですかね。
ということで、レモンの炭酸水で暑い夏をスッキリと乗り切りましょう!