今回の旅は、一番の目的であったプラハのお店で無事にビールを飲み、ここから帰路になります。不思議なことに、あれだけビールを飲んだにも関わらず、旅では一度も二日酔いになりませんでした。アメリカのビール紀行では、必ず二日酔いになるのに不思議です。水が合っている、ということなんでしょうか?
さて、この日はプラハ駅からバス&電車でフランクフルトを目指します。
実は、ドイツからプラハに来る時に、バスでは無く電車だけで来てしまったんですが、そうなるとジャーマンレイルパス以外の路線を使わねばならず、追加で料金が発生してしまいました。
ドイツ国鉄(DB)のアプリ「DB navigator」で検索すると、バスを使ったルートをオススメされるんですが、バスは乗り方が難しそうなのでスルーしていました。が、それが間違いでした。このバスというのは、DBの運行するバスで、ジャーマンレイルパスで乗れるものなんですね。ただし、いろいろなサイトを見ると、乗るには席の予約が必要と書かれていました。
どうもアプリからバスの予約ができなさそうだし、駅の窓口に行ってもドイツ国鉄の窓口は発見できず… 仕方がないので、とりあえずバスを待つことに… バスの到着と同時に、DBの係員が登場! きっと駅のどこかにいたんだと思います。係の人に説明すると、席のリザーブにはお金がかかるということで、ふたりで9ユーロくらいお金を払い、それで乗せてもらえました。席に空きがあってよかった。けど、空きが無かったらどうなっていたことか…
さて、バスに乗り、目指すはドイツのニュルンベルクです。座っているだけなので、ビールとサンドイッチを持ち込み、車窓からの風景を楽しんでいました。
が、途中で道路が完全に固まっていました。これ、向こうでゾンビが暴れているか、火がボワーッて迫ってくるパターンのやつじゃないの… フランクフルトで友だちと待ち合わせしているのに困ったなぁ、なんて考えること1時間…
なんとか車が動き出しました。どうやら事故による渋滞だったようです。運転していた人は大丈夫だったんでしょうか?
やはりバスの中からも菜の花畑を見ることができました。すごいなぁ。
しばらくすると、ピルスナーウルケルの工場があるプルゼニを通ったので…
バスに持ち込んだピルスナーウルケルを飲みました。
やっぱり樽生の方がおいしいなぁ… と、さらに数時間乗っていたらニュルンベルクに到着しました。ここからはDBの特急 ICE での移動になります。乗り換えの時間はそんなに無かったので、駅でソーセージのサンドイッチ等を食べつつ、フランクフルトに向かいました。
駅の構内にある売店で買ったものだけど、とっても美味しかったなぁ。駅そばが美味しい、みたいなことなんだろうなぁ。
ということで、バスの遅れのため、90分くらい遅れてフランクフルトに到着しました。
フランクフルトで合流予定だった前田さんと無事に落ちあい、今回の旅、最後のハシゴ酒が始まりました。
まずやってきたのは、若者が好きそうなお店が集まるエリア。
目的はこのお店です! HOOTERS!
この旅では、上海、プラハ、そしてフランクフルトと3つの国のフーターズに行きましたが、ここでやっと最高のフーターズガールに出会うことができました!
ビールは… そうでもなかったかな…
続いて、フランクフルトではビールよりもポピュラーかも、というリンゴのお酒をいただきに Ebbelwoi Unser というお店に行きました。
リンゴのお酒はシードル的な味わいで飲みやすかったです。炭酸は入っていないんですが、現地の人はソーダで割って飲んでいましたし、最初から割って出てくるメニューもありました。
このお店、スタッフも気さくで楽しかったし、お料理も美味しいし、リーズナブルでとてもよかったです。
続いて、ミュンヘンでやっているチャンピオンズリーグの試合で盛り上がっているパブを尻目に、マイン川を越えてクラフトビールのお店を目指します。
実は先程のお店で、最後に2杯、強いお酒を勧められて、グイッと飲んでしまったのが効いたようで、かなりヘロヘロな状態でした。結構、記憶無いぞ、みたいな。
ドイツのクラフトビールも美味しかったんですが、ここだけの美味しさに出会う、というところまで僕の体力と記憶が持たず… この日はこれで終了となりました。どうやら路面電車に乗ってホテルに戻ったようなんですが、記憶が無く… 強いお酒は怖いですね。
次の日。フランクフルト中央駅のカフェで朝食を食べて、空港へ。
フランクフルト空港からは何事もなく、中国東方航空の飛行機を乗り継いで、帰ってきました。
あ、飛行機の中からフランクフルト近郊の原子力発電所が見えました。旅の最後に貴重なものを見たかもしれません。
さて、帰りも上海で乗り継いだのですが、3時間の乗り継ぎだったのでラウンジでビールを飲んで終わりました。
ということで、この旅は怪我をすることも、嫌な目に遭うことも、物を失くすこともなく、終わったのでした。
おじさんの目線
あ、記憶はたくさん無くしましたね。