私、チェコ親善アンバサダー2018ということで、チェコ政府観光局に旅費宿泊費を負担していただきまして、チェコを旅してきました。
ドバイでの乗り継ぎからプラハ国際空港に降り立った時、プラハには小雨が降っていました。
ここでガイドさんと合流し、車で今日の宿泊地であるジャテツ（Žatec）に向かいます。
移動距離は約90km、車で90分くらいのドライブとなりました。
ジャテツではこの日と前日にホップの収穫祭「ドチェスナー」が開催されていました。ジャテツもあいにくの雨でしたが、レインコートを着た多くの人がビールを飲んで盛り上がっていました。
プレミアムモルツを始めとするビールの謳い文句で「チェコ・ザーツ産ホップ使用」というものがありますが、そのザーツこそ、ジャテツなんですって（ザーツ＝ジャテツのドイツ語読み）。
ジャテツでは、小さな煙突が付いた建物をいくつか見ましたが、これは収穫したホップを乾燥させる施設の名残りなんだとか。ジャテツのサッカーチームはエンブレムにもホップがデザインされていました。
ということで、ビールとホップの町で行われるホップ収穫祭はそりゃ大盛り上がりでした。
ホップの博物館やビール好きのための博物館、そして収穫祭、ビアバーの記事はそれぞれ以下からどうぞ。
・ビールとホップの祭典「ジャテツ・ビール祭り」に行ってきた！
・チェコ・ジャテツ「ホップミュージアム」＆「ホモ・ルプル博物館」
・チェコ・ジャテツ「Pivovar U Orloje」からビアバー巡りスタート
移動の疲れ、時差ボケからか、ビールを浴びるほどは飲めずに寝てしまい、翌朝… やはり小雨が降っていました。すでに祭りのあと、片付けが始まっていました。
やはりどこでも祭りのあとは町が荒れたように見えますね。
さて、僕は移動まで少しの時間を利用してスーパーマーケットに行ってみました。小さな商店もありますが、大きなスーパーマーケットもあるんですね。こちらはドイツ系のスーパーマーケット LiDL です。
大きなカート、もしくはカゴを持って店内に入ります。カゴは持ってもいいですが、底に車輪が付いていて、引っ張ることもできました。
こちらはチェコのチョコ。チェコの通貨・コルナですが、だいたい１コルナ５円なので、このチョコ群はだいたい200円前後という感じでしょうか。
加工肉や野菜も売っていますが、この後すぐに移動なのでここでは見るだけです。
今回のチェコの旅では、毎朝パン＆チーズ＆ハムのオープンサンドを食べていました。ライ麦を使った酸味のあるパンが美味しいんですよね〜。大きなパンは100〜200円くらいで買えます。
もちろんお酒も売ってます。プライベートブランドのビールらしいですが、30円ってすごいですね。
ハードリカーもお安いです。チェコの薬草酒・ベヘロフカは約50コルナってことは、250円!?
大型スーパーらしく、いろいろな雑貨も売っていました。
スーパーに来ると、その土地の食生活が見える気がしますし、数日泊まって自炊してみたくなります。が、移動の時間が迫っているので、この日はここで退散です。
スーパーマーケットでゆっくりし過ぎて時間が無くなり、焦って駅に向かいます。石畳の三叉路、雨のつやもあっていい感じなんですが、下り坂は滑りそうでちょっと怖かったです。
町の中心を外れ、川を渡ったら…
ジャテツ駅に到着です。町の中心から徒歩15分くらいでした。
左の窓口で行き先を告げて、チケットを購入して電車を待ちます。
プラットホームには看板も無いし、電車には表示も無いし、どれに乗るのか迷いましたが、出発時間に入線しているのはこの電車だけだったので、この電車に乗り込みました。
雨で靴も濡れて靴下まで染みちゃってるし、なかなかブルーな移動になりましたが、乗り換えアプリの指示通り電車を乗り換えて、次の町へ向かうのでした。
次回は晴れている日に腰を据えてドチェスナーを楽しみに来たいなぁ、と思いました。ジャテツ、絶対にまた来ます！
ということで、次に目指す町はチェコの温泉街・カルロヴィ・ヴァリ（Karlovy Vary）です。
【関連リンク】
ドチェスナー：ジャテツ・ビール祭り（Czech Tourism）