オリンパスの頑丈&防水カメラ「Tough TG-6」から少し遅れてのリリースとなった新・フィッシュアイコンバーター「FCON-T02」(ついでにコンバージョンレンズアダプター「CLA-T01」)を購入しました。
人生初の魚眼レンズはまさかのコンデジ専用でした。
左がフィッシュアイコンバーター「FCON-T02」、右がコンバージョンレンズアダプター「CLA-T01」です。
まずはTG-6のレンズ周りのリングを外して、CLA-T01に換装します。CLA-T01にはレンズキャップがついているんですね。元々、TOUGHなコンデジなので、レンズキャップが無いTG-6ですが、これはこれで安心です。
続いて、CLA-T01にFCON-T02を取り付けます。取り付けはペットボトルの蓋を締めるような感じでクルクル回していきます。TG-6とレンズリングのようなクリック感がないので、若干不安ですがしっかりと締めていきます。
本体から飛び出たレンズは接続部分が細いですし、レンズ自体も凸的に出ているので、一気にTOUGHではなくなり、デリケートな存在になります。
家で換装してラフに持っていくというよりは、現地までラフに持っていて、現場で換装してデリケートに使う感じでしょうか。
ということで、いざ現場!
さて、こちらがTG-6にコンバージョンレンズアダプター CLA-T01とフィッシュアイコンバーターFCON-T02をつけてワイ端で撮った写真です。丸くなります。35mm判換算で8mmとのことです。
ズームをしていくと、広角の写真になっていきます。一眼レフの魚眼レンズって単焦点のものも多い印象ですが、汎用性が高いってのはコンデジっぽくていいですね。
さて、海に入っていきます。基本的に水中モード>水中ワイドで撮影しています。
海の深さにもよりますが、エントリー直後はワイ端だと水面から水底まで写ります。実は小さい魚がたくさんいるんですが、このままだと小さくてわかりづらいですね。
黒い部分が消えるまで拡大していくと、なんとなくわかりますかね。
珊瑚がたくさんあるところは8mmよりも寄った方がわかりやすいでしょうか。
とはいえ、魚単体を撮ろうとすると、かなり小さくなってしまいます。下の写真は結構寄ってるつもりだったんですが、こんな感じですからね。
陽の光が強いところだと、フレアがしっかりと出てました。
シュノーケリングをしてて、丸く撮るのであれば、珊瑚を撮るのが楽しかったです。
ちなみに、上の写真の真ん中部分を1600×1200にクロップしたのが下の画像です。
さらに色を調整してみたらこんな感じです。
加工ソフトで魚眼写真⇒超広角写真にすることもできると思いますが、元がコンデジなので、そういうのには向いてないのかな、とも思ったり。
自撮りの写真で気づいたんですが…
通常の魚眼レンズって、写真の丸の外に光やフレアが写ることってないと思うんですが、これはアイコンバーターなだけあって、円の外に光が写るんですよね。それが逆に面白いし、この組み合わせの魅力にもなり得るなぁ、と思いました。
ちなみに動画も撮影してみました。こんな感じです。
フィッシュアイコンバーター FCON-T02自体も防水加工がされていますし、水中でも換装できるところがすごいな、と思ったんですが、逆に、水から出てもFCON-T02をつけたままだとレンズに水滴が付いてしまって取れづらかったり、カメラとコンバーターの間に水が入って、それも写ってしまったりするので注意が必要だと思いました。
水中で撮るのか、水に入れずに撮るのか、どちらかを選ぶ必要がありますね。まあ、当たり前といえば当たり前なんですが、できちゃうのでやりたくなりますよね。
以上、OLYMPUS Tough TG-6 & FCON-T02の実写レビューでした。シュノーケリングだけじゃなくて、ダイビングだったり、いろいろなところに出かけるのが楽しみになるカメラ&アクセサリーだと思います。Tough TG-6を買った方は、FCON-T02も買うことをオススメします!
【関連リンク】
OLYMPUS Tough TG-6(公式ページ)
フィッシュアイコンバーター FCON-T02(公式ページ)