沖縄はプロサッカーチームやプロバスケットボールチームもありますが、プロレスの団体もあります。グルクンマスク率いる琉球ドラゴンプロレスは、沖縄でプロレスを広めるためにいろいろな活動をしています。
とある休日。国道沿いにあるリサイクルショップ・マンガ倉庫(沖縄では有名なリサイクルショップ)でプロレスが開催されました。店舗と道路の間の屋外で立ち見、しかも観戦は無料という、他県ではあまり無さそうなイベントでした。
こちらがリングですが、国道58号線と店舗の間に設営されています。
横は沖縄一の大きい道路・国道58号線なので、車がバンバン通ったり、かなり渋滞していたりします。勢い余って道路に飛び出ちゃうこともありそうで怖いです。
選手の控室がどこにあるのかはわかりませんが、入場はお店から… 自動ドアで出てきます。
これだけ見ると、かなりシュールな画な気もします。
この日、行われたのは2試合で、最初の試合は変速マッチ、3人が同時に戦い、誰かからフォールを奪ったレスラーが勝者、というものでした。
三つ巴の試合が目の前で繰り広げられます。
みんな立ち見なので、特に決まった場所があるわけでもなく、見やすい位置に移動しつつ、写真を撮りつつ、観戦していました。
場外乱闘ともなれば、選手がすぐそこでバトルしている状況です。
コーナーを使った派手な技も目の前で見られます。こんな近くで見たのは初めてのことですし、そうそうあることじゃないですよね。
リングの半分くらいは店舗の下にあり、トップロープからの攻撃も難しそうでした。
でも飛びます。
第一試合は、派手な技で楽しませてくれた美ら海セイバー選手が勝利しました!
さて、次の試合ですが、お店の入り口を見ると…
奥にレスラーの姿が! ウルトラソーキ選手にハイビスカスみぃ選手、グルクンマスク選手ですね。
しかもカメラ目線&笑顔!
ということで、第二試合は6人タッグマッチです。グルクンマスク選手は台車に乗って登場です。
新台湾プロレスから琉球ドラゴンプロレスに参戦している闘魚(トウユー)選手が張り切っていました。
しかし場外乱闘の時は近い、というか、巻き込まれている感じです。
バトルは道路でも…
道路から移動して…
目の前を通り…
どこかに行ってしまいました。
目の前のリングでも試合をしていますが、気になるので店内に行ってみると…
プロレスしてた!
カゴを持ちつつ…
リングに戻ります。
琉球ドラゴンプロレスは選手の数が少ないこともあり、女子の選手も一緒に戦っていますが、攻撃はエグいです。顔を潰したり…
いじったり…
もちろん、反撃されますけども。
この日はティーダ・ヒート選手がフォールを決めて勝利しました。
ナイスファイト!
それを見つめるグルクンマスク…
最後はタクシーで退場しました。
…嘘です。
沖縄に旅行に来て楽しめるものはいろいろありますが、タイミングが合えばプロレスもいいと思います! この距離感で明るく楽しいプロレスが体験できることってそんなにないと思いますし、思い出にも残るはず。ビッグマッチになると他団体からのゲスト選手も来るので、沖縄に来る予定がある方は、プロレスのスケジュールをチェックしてみるのもいいかもしれません!
おじさんの目線
沖縄の観光メディアはいろいろとありますが、プロレスを推しているところが少ないので書いてみましたよ。