サントリーから3月末に発売となった「レモンジーナ」。これがネットで「土の味」とか「カブトムシ?」みたいに話題になっていたので、試しに飲んでみました。
フランスのシトロネード(レモネードはレモンだけだけど、オレンジやらグレープフルーツやら、柑橘系がいろいろ入ったやつ)をモチーフに作られたジュースだそうです。
そうは云っても普通のレモネードで、皮の渋みを土とか感じてるんじゃないの~?と思っていたのですが…
グラスに注いで飲んでみると、腐葉土のような香りを感じました。なるほど、土もカブトムシもわかります。(昔、カブトムシの幼虫を育てるのに腐葉土が必要だったよね。)こういうレモネード系のジュースって、薬品的なレモンの香りを感じることが多いんだけど、レモンジーナもそれは感じるんですが、その上に乗ってくる腐葉土の香りという感じです。原材料を見てみると…
レモン的な特徴を出すのに、レモン、グレフル、オレンジの果汁、レモンの皮のエキス、そして香料を使っているようです。前述の薬品的なレモンの香りというのは香料に由来する気もしますね。となると、腐葉土的な原因を作っているのは、果汁かレモンピールエキスか…
ブログを書きながら、少しずつ飲んでいるんですが、レモンジーナに変化が出てきました。だんだんと腐葉土香、というか腐葉土臭が消えていったんですね。慣れた、というのもあるかもしれませんが、開封とともにこの匂いが飛んでいる気もします。匂い、香り… そういえば、レモンジーナのリリースにはこう書かれていました。
日本人の味覚にも合う独自のレモンピールエキスを開発しました。柑橘果汁飲料を知りつくしたオランジーナ社の知見を活かし、レモンの皮に含まれている苦味成分を取り除き、香り豊かな成分のみを抽出することに成功。この独自のピールエキスを使うことで、レモン果実本来の香りを引き出しました。
おじさん的には、このレモンピールエキスが犯人なのでは… と思うのですが、時間の経過とともに腐葉土臭は消えていったので、気になる人は蓋を開けてしばらく経ってから飲めばいいんじゃないかと思ったり。まあ、飲んだ感想として、果実をまるごと食べたような奥深い味わい、というのは感じられなかったですけども。
おじさんの目線
オランジーナは結構好きです。
【関連リンク】
オランジーナ(公式サイト)