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Xiaomi Mi Smart Band 5 から 6 に乗り換えて比較レビュー

今年の初めに睡眠トラッカー的に導入した Xiaomi Mi Smart Band5 ですが、飽きることなく、またそこまで邪魔になることなく、身に付けて生活していました。

 
今回、その Mi Smart Band がアップグレード、Xiaomi Mi Smart Band6 が出るというので期待していたんですが、何よりも望んでいた画面の表示領域が大きくなったということと、今回も5〜6,000円程度で買えるってことで、買ってみました。

Band5 は日本語版を買ったんですが、専用アプリは日本語で操作できる点、そして、本体で表示される日本語が日本版は明朝体でダサかったこともあって、今回はグローバル版を購入しました。

Xiaomi Mi Smart Band、開封の儀

箱のサイズとデザインは5とほぼ一緒です。数字5が6になっているのと、画面の向きがちょっと変わっているのと… 同梱物もほぼ一緒です。本体、充電用のケーブル、そして説明書。説明書は日本語版と厚さが全然違いました。

これは5と6の違いというよりも、グローバル版と日本語版の違いでしょうかね。グローバル版はいろんな言語が一冊にまとまっています。もちろん、日本語はありません。

本体のサイズは同じに思えます。

横にしてみると、6の方がやや厚い気もします。

充電ケーブルは5と6で共通のようで、5のケーブルでも問題なく充電できました。

Mi Smart Band 6を使ってみよう

まずはペアリングです。MiBand5でも使っていたアプリ「Mi Fit」をそのまま使います。アプリからMiBand5のペアリングを解除して、MiBand6とペアリングを行っていきます。

アプリから「バンド」を選び、MiBand とスマホをつなごうとすると、アプリでこんなメッセージ。

そして、MiBand ではこんなメッセージが出るのでチェックをタップしてペアリング完了!

基本的にMiBand本体(グローバル版)をいじる時は英語(もしくは後ほど選択した言語)での操作になりますが、アプリでは日本語が使えます。

ここからの設定は日本語のアプリで行うので、グローバル版ということは気になりませんでした。

MiBand6 とペアリングすると、今回のポイントを説明してくれました。そう、画面の大きさと血中酸素レベル測定、だよね。

続いて、アップデートが行われます。

ってことで、ペアリングを終えたら、早速使ってみましょう。スマホとのペアリングを終えると、昨日までのデータを MiBand でも見ることができました。もちろん英語です。角が丸くなっているけど、表示領域が広いのはいいことですね。

ちなみに、ペアリング解除したBand5を他のスマホでペアリングする時は、Band側の設定で初期化、リストアしないとうまく認識してくれなかったので、同様にお困りの方はお試しください。

日本語版とグローバル版のフォントの違いと微妙な翻訳問題

Band5 日本語版を使っている時に感じたのは、これが全部、明朝体で表示されるとそこはかとなく中華感が出てダサいんですよね。なぜか、グローバル版に表示される日本語はゴシック体ってことで… そう、アプリを日本語で使っていると、MiBand でも日本語で表示されるんです。

例えば、着信があった場合の表示がこちら。ウルトラマンからの着信です。

LINEメッセージの着信を知らせる画面がこちら。

ちなみに、MiBand5 日本語版の日本語表示はこんなでした。

カタカナで書かれてもよくわからなかったり、読みづらかったりもあって、結局、言語設定は英語にして使っていました。同様の懸念がある場合にはグローバル版の方がいいんじゃないかと思います。

5と6の画面デザインを一緒のものにして、表示を比較してみるとこんな感じです。文字サイズが少し大きくなるだけでも見やすいですね。

ちなみに、5では画面下にホームボタン的にタップする場所がありましたが、6には無く、「戻る」操作が必要な場合は左から右にスワイプすることで戻れるようです。(左腕手首に装着した場合)

専用アプリ Mi Fitで自分好みに設定して使用開始

アプリでできる設定は5も6も似ています。言語設定はもちろん、通知の種類ごとにバイブレーションを変えられたり…

ストアから表示するデザインを選べます。デザインは5とはちょっと異なっていて、中国もアニメのデザインが多かったです。ちなみに、僕は中二病をくすぐる解説があった Top Potential なるデザインにしてみました。

個人的に一番大事な機能、睡眠のトラッキングは5と同じ感じですが、6では血中酸素レベルの測定と睡眠時呼吸の質という項目が増えています。

測定は端末のメニュー「SpO2」から行います。これ、日本語だとどうなっているのかな〜、動脈血酸素飽和度? で、結果なんですが、医療用のパルスオキシメーターとは数値が異なり、低く出る気がします。

パルスオキシメーターでは『96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態』のようなので、MiBandで計測した結果をそのまま参考にするというよりは、ある程度定期的に計測していく中で、数値の異常を見つける形になるのかな、と思います。

Xiaomi Mi Smart Band6 のメリット

個人的に感じているBand6のメリットは以下の2つです。
・端末のサイズは同じだけど、画面の表示領域が広い
・睡眠時呼吸や血中酸素レベルの測定ができる

日本語の表示に関しても、Band6 グローバル版を買ったことでフォントもゴシック体になり、今回アップグレードして良かった点になります。ただ、Band6だと明朝体ではなくゴシック体になっているかもしれないので、それであれば日本語版、グローバル版、どっちを買ってもいいかなぁ、と思いますが、明朝体のままだった場合は… まあ、好き嫌いですね。

あとは、ちょっとしたことですが、Band6 は充電画面が変わって、少しかっこよくなっていました。シンプルだけど、必要な情報がわかりやすく表示されています。

ジョギングしている時の画面も確認しやすくなって、納得のアップグレードとなりました。

ということで、次はどんなアップグレードになるのか、それも楽しみな Xiaomi Mi Smart Band でした。

【関連リンク】
Mi スマートバンド 6(Mi.com)

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら