2014年に TG-2 を買ってから4年半使っていました。TG-3からTG-5までは、大きなメリット(変更点)が無い気がしてスルーしてたんですが、今年のTG-6は今までよりも変化があったことと、TG-2を2歳になる息子用のカメラにしようと、TG-6を買ってみました。
アメリカでの発売は6月末、日本は7月下旬、その価格差は1万円弱、ということで、ちょっと高いけど7月の海を楽しむためにアメリカのAmazon.comで購入しました。
ということで、まずは開封の儀!
箱を開けるとアクセサリーの関連図が書かれていました。これ、わかりやすくていいですね。FCON-T02も同時に購入しようと思ったんですが、発送予定がなぜか9月にだったので、こちらは日本で購入することにしました。
さらに開けると、カメラや電池などが入っています。構成は必要最小限な感じです。
そして、ストラップをつけたカメラがこちらです。
手持ちのカメラが古いので、比較の意味があまり無さそうですが、TG-2と並べてみました。
ちょっとだけ大きく、印象としては少しゴツくなった感じです。レンズの周りにあるレンズリングは、TG-2の場合、クルッと回すだけで簡単に取れちゃって、無くしちゃう人が多かった気がしますが、TG-6では、レンズ右下のボタンを押しながらじゃないと外れないようになっています。
魚眼レンズなんかをつけた時に、簡単に外れられても困りますからね。こちらはコンバーター関連の取り付けが可能になったTG-5から変わっているようです。
上部には、カメラの電源に関係なくGPSログを取るためのLOGスイッチ(左下)やコントロールダイヤル(右端)も追加されています。こちらもTG-5から加わったようです。
背面はそこまで変化がないのかなと思いますが、かなり硬かったモードダイヤルが回しやすくなっていました。
さらに、背面の3.0型液晶モニターが「有機EL/61万ドット」から「液晶/約104万ドット」になっています。(TG-5のモニターは液晶/約46万ドット)
写真だとわかりにくいですが、くっきりキレイになった印象です。ただ、有機ELの発色はやっぱり素敵ですね。
さて、これまた意味があるかわかりませんが、ふたつのカメラで撮影してみました。いずれもオートモードで撮影、画像は比較しやすく、リサイズ&切り抜きだけしています。EXIFはこんな感じです。
TG-2 画像
TG-6 画像
リサイズ前の画像から一部分だけ切り抜いたのがこちらです。TG-6の方がキレイですね。安心しました。
TG-6の写真を加工するとこんな感じになります。水平、ホワイトバランス、露出等の調整くらいですが、くっきりキレイになりました。
せっかくなので、別のカメラとの比較画像も上げておきます。いずれもオートモード撮って出し、リサイズだけしています。
iPhoneX
こちらはポートレートモード。腕が無くなった…
PowerShot G7 X MarkII
TG-6
ウッディの顔の部分だけ、切り出してみると…
それぞれの画像のホワイトバランスをウッディの白目でとってみるとTG-6もかなりがんばっている気がします。
そして、このカメラのユニークなストロングポイントがマクロ撮影モードです。とにかく被写体の近くに寄って撮影ができるんですが…
顕微鏡コントロールモードでさらに2倍、4倍と寄れたり…
深度合成モードで被写体全体にフォーカスを合わせられたり…
フォーカスブラケットモードでフォーカスの位置をいろいろ一気に撮影できたり…
元々、顕微鏡的な楽しさがありましたが、それが進化してさらに面白く使いやすくなっていました。寄るの楽しい。
上の画像の等倍切り抜きだとこんな感じです。さすがに粗いかな。
沖縄でシュノーケリングをして、水中写真&動画レビューの記事も書きました。
こちらもご覧ください。
フィッシュアイコンバーターも早く届くといいなぁ。
【関連リンク】
OLYMPUS Tough TG-6(公式ページ)