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NZビール紀行 #6 サウスランドからノースランドはフェリーで! #airnzjp #link_nz

ニュージーランド航空さんから航空券を提供していただきまして、ニュージーランドを旅してきました。

ニュージーランドの旅4日目、この日はネルソンを車で出発し、ピクトンという街でレンタカーを返却したら、そのままフェリーでノースランドのウェリントンに向かう計画です。が、道に迷ったり、スピード違反で捕まっているうちに時間がどんどん無くなっていき、フェリーの時間が迫っていました。

ピクトンからのフェリーはふたつある

ガソリンを満タンにしてレンタカーを返却したのが、出航の30分前。フェリーはあらかじめサイトから予約してあったので、僕の感覚だと10分くらい前に船の前に行ければ、普通に乗れるだろうなんて思っていました。フェリーは結構な大きさなので、なんとなく乗り場の方に歩いて行くと見えました。

大きなフェリーを目指して歩き、出航20分前にターミナルに到着しました。が、しかし… ピクトン⇔ウェリントンを航行するフェリーは2つ(の会社が)あり、僕がたどり着いたのは、チケットの予約をしているフェリーとは別のものだったのです。

インターアイランダーとブルーブリッジ

フェリーを運航している会社はふたつ、「インターアイランダー」と「ブルーブリッジ」です。値段はブルーブリッジが若干安かった(53ニュージーランドドル)ので、僕は今回、そちらを利用しました。が、たどり着いたのはインターアイランダーのターミナルだったというわけです。「ブルーブリッジのターミナルはどこにあるの?」と聞くと、ここから10分くらいのところだよ、と地図をくれました。

出航まであと20分を切っている、しかも雨模様だったので、これは歩いている場合じゃないと悟り、小走りで地図の通り走ります。が、思ったよりもアバウトな地図で距離感がわかりません。これはやばいかな、と思っていると、後ろから車が来て「乗っていく?」と声をかけてくれました。先程、ターミナルへの地図をくれた女性だったんですが、まさか歩いて向かうとは思っていなかったらしく、車を出してくれたようでした。

おかげさまで5分ほどでブルーブリッジの事務所に辿り着きましたが、車で移動した距離を考えると、歩いていたら間に合わなかっただろうなぁ… 助かりました!

ブルーブリッジの事務所でチェックインを済ませたら(って、フェリーにもしっかりチェックインとかあるんですね。まさかこんなに立派な手続きが必要だとは思ってもいませんでした)、ボーディングパスを手渡され、再度車に乗れと促されました。

この事務所からフェリーまでもちょっとした距離があったんです。

車で2分くらい移動したら、フェリーが見えました。この車のまま、フェリーに入っていきます。

フェリーの中で降ろしてもらい、「あとはデッキに上がればOKだよ」ということで丁寧にお礼を伝えて、デッキに上がりました。僕が最後の乗船客だったようです。この時、出航10分前でした。

フェリーの選び方

2つのフェリーがありますが、サービスの内容は大きく変わらないようですが、値段が多少違い、さらに運行ダイヤと乗船場所が異なります。どこで乗り降りするのが都合がいいのか、そのあたりも考えてからフェリーのチケットを予約することをオススメします。おそらくですが、多少高い分、インターアイランダーの方が便利な場所にターミナルがあるんじゃないかと思います。

ブルーブリッジのフェリーでウェイリントンへ

トラックもそのまま入るフェリーに乗り、客室に上がっていくと案内図がありました。カフェやバー、映画を観られる部屋もあるようです。

Movies と書かれている扉を開けてみると…

おお、劇場じゃないですか! UIを見ると、ソニーの仕組みを使っているみたいですね。

ラウンジには売店もあります。

もちろんビールもワインも売っていました。

電源や充電できるUSBポートが並んだ席もありました。船内にはフリーWi-Fiがあるので、インターネットにもつなげます。

僕もここでパソコンをつないでブログの更新をしたり、スマホの充電をしました。

クック海峡の眺めを楽しむ、はずが…

北と南の島の間にあるのがクック海峡で、そこをフェリーで渡るんですが、フェリーに乗っている時間は約3時間あります。ゆえに映画を観られる部屋もあるわけですが、せっかくなので綺麗なクック海峡の風景を楽しみたいと思い、外に出てみました。

雨なんです。雲は結構低く、なんとも残念な航海となりました。

エメラルドグリーンの海と緑の島が見られると思っていたんんですが…

デッキの上の方にはベンチもあって、晴れてたらさぞかし気持ちいいだろうなぁ、と思いましたが、雨が強くなってきたので、客室に戻りました。
ちなみに、フェリーには個室もたくさんあるようで、睡眠をとることもできるようでした。フェリーの時間帯にもよりますが、フェリーでお昼寝するのもありかもしれません。すごく大きい船ですし、エンジン系の振動は感じましたが、波による揺れは感じませんでした。

2時間半くらい経ったあたりから、ノースアイランドの街の灯りが見えてきました。

ウェリントン上陸! ついに目的のブルワリーに!

いよいよウェリントンです。

雨脚が強まる中、ウェリントンに到着です。

船から降りる時は、特に車には乗らずに歩いて降りますが、降りたところから事務所までは車に乗せてもらって移動します。

預けている手荷物が無ければここで解散です。ということで、いざウェリントン!

ウェリントンでの移動はバス、電車、もしくはUber

ウェリントンに上陸して、まず驚きました。ここ、超都会だわ!

旅の前半、ネルソン、モトゥエカ、ピクトンと、どこも牧歌的だったし、ニュージーランドのイメージからどこもそんな感じだと思ってたんですが… このギャップ!

駅も立派です! 雰囲気で考えると、サンフランシスコとかポートランドに近い感じでしょうか。

ウェリントンには2泊するのですが、そのベースとなるホテルを目指して、バスでの移動です。バスはSUICA的なものを買ってもいいのですが、そうでない場合は、バス乗車時に運転手さんに目的地を告げて支払う仕組みです。どこまで、って伝えると値段を教えてくれるので、その分のお金を払えばOKです。お釣りも出してくれます。

この時は頭が回らず、とにかくバスで移動をしましたが、あとあと Uber が便利だと気が付きました。ネルソンやモトゥエカでは確認しませんでしたが、ウェリントンやこの後訪れるオークランドでは、Uberがかなりの数、走っていました。しかも、Googleマップと連動してて、マップの経路検索から呼べるので便利でした。

さて、僕はバスでの移動でしたが、Googleマップのおかげで無事にホテルにたどり着き、チェックインを済ませました。

ついに Garage Project に辿り着く!

今回の旅の一番の動機になったのは、ひとつのブルワリーでした。その Garage Project というブルワリーがウェリントンにあり、ブルワリーから一番近いホテルを予約していました。ということで、カバンを置いたらすぐにブルワリーに向かいます。歩くこと3分、ついに辿り着きましたよ!

ガレージプロジェクトのブルワリー見学やビアバーに行った話は後ほど生ビールブログで詳しく書きますが、スタッフのカレンさんをお姫様抱っこして、沖縄での再会を約束したことがとてもうれしかったです。

飲みたかったビールはシーズンオフで無かったんですが、やはり目的だったブルワリーにたどり着いて、飲んだビールは格別の味でした。

お店では、なかなか面白い試みもしていましたが、明日も午前中からビール紀行ということで、この日は早めにホテルに戻りました。

次の日に行きたいお店、ブルワリーは7軒以上ありましたが、果たしてどこまで回れるのか、乞うご期待です!

おじさんの目線
ビールが紡ぐ縁は、やっぱりいいものです。

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら

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タカバシ ショウヘイ