前々からすごいすごいと思っていたけど、やっぱり「麺飯食堂なかじま」はすごかった。
「麺飯食堂なかじま」は渋谷にある中華食堂。ボリューム満点でガッツリ食べられますし、メニューはどれも美味しいので月に3回くらいは行ってました。
ちなみにオススメなのは、ご飯ものとラーメンがセットになっているJIMAセット。ガッツリご飯ものに、スープ代わりにラーメンがついてくる、という感じですが、ラーメンもなかなかのボリュームです。しかも、ラーメンは4種類から選べるので、その時の気分でアレンジできるのもうれしいです。
料理もね、ちょっとした工夫がされていることが多いんですよ。炒飯のアクセントにシャキッとした野菜を入れてみたり、というようなね。
で、僕が思うなかじまのすごいところはそういうところだけではなくて、スタッフの当事者意識というか、気配りというか…
ランチはおそらく3~4人くらいで回している感じなんですが、現場のスタッフ、誰もが素晴らしい気がするんです。「いらっしゃませ!」と「ありがとうございました!」って挨拶は元気をもらえますし、厨房の方なんて帰るお客さんの目が見えるように挨拶してくれるんですよねぇ。
で、特にすごいのが、ホールのスタッフさん。お名前を存じ上げないので仮にみゆきさんとしましょう。僕の勝手なイメージで名付けますが… (みゆきって出てきたのは「なかじま」だからか、っていうような俺の発想…)
みゆきさんね、20席以上のお客さんを迅速にさばいて無駄がないのはもちろん、食券を買って並ばせたり、相席をオーダーしたりというようなオペレーションもバッチリなんですよねぇ。
お店、今年は1月2日か3日からオープンしていたと記憶していますが、僕が今年初めて行ったのは、1月9日だったんですね。そしたら、みゆきさんがその時にご挨拶してくれて、「あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!」って。
いや、すごいなぁ、と思いましたよ。1週間くらい営業してて、僕が今年初めての来店かわかってるってことですもんねぇ。お客さんとして、とってもうれしくなりました。
先日は、僕が出入り口付近のカウンターで食べていたのですが、食事が終わってお店を出るタイミングがあったんですね。その時、みゆきさんは隣の席のどんぶりなんかを下げるところだったんですが、僕が帰ると見るや、片付けるどんぶりを持ったまま、ドアを開けてくれて… これまた、いや、すごいなぁ、と。普通は挨拶止まりなんじゃないかと思うんです。接客に対する意識高いなぁ、お店にいるスタッフが自分のことのようにお店とお客さんのことを考えているんだなぁ、と。
【2020/1/27追記】
3年ぶりになかじまに行ってきました。そして、7年ぶりにみゆきさんにお会いしたんですが、なんと「お久しぶりです!」と声をかけていただき、ちょっとしたお話をさせてもらいました。いやはや、ほんとすごいし、ちょっと感動しました。素敵。
僕が支払っているお金は、ランチで900〜1,000円くらいなもんで、サービスという部分では、それだけのものは求めていない、というか、そうじゃなくても当たり前だと思ってます。これは当たり前じゃない、と。なんだけど、感動はしますねぇ、こういうことで。すごいなぁ、って。
なかじまさんがどこを目指しているのか、何が成功なのかはわかりませんが、うまく行ってほしいなぁ、と願う次第でございます。渋谷あたりに勤めてて、まだ行ったことのない人は、ぜひ行くといいですよ!