令和元年、今年はマンゴーが豊作なようで、値段が少し安くなっています。一般的にマンゴーというとオレンジ〜赤い色の「アップルマンゴー」が有名かな、と思いますが、他にもマンゴーとして売られているものもあったので、4つのマンゴーを買ってきて食べ比べてみました。
左下がアップルマンゴー、そこから時計まわりで、玉文、キーツマンゴー、タイマンゴーとなっています。
アップルマンゴーは多くの人がイメージするマンゴーの香り、そしてしっかりとした甘さを感じられるもので、糖度が高め、クセは弱め、かなと。
このアップルマンゴーをものさしにして、他のマンゴーと比較してみたいと思います。
まずは見た目がアップルマンゴーに近い「玉文(ギョクブン)」です。
食べた時期によるのかもしれませんが、身&皮がしっかりとしていて皮を剥きやすく、甘さは程よく、少し野菜の雰囲気もあるマンゴーに感じました。
続いては、緑のマンゴー「キーツマンゴー」です。皮は緑ですが、カットしてしてみると中はしっかりオレンジ色でした。
いただいてみると、アップルマンゴーと同じくらい、もしくはそれ以上に甘く感じました。甘さもべったりとしたものではなくて、とても美味しく感じました。今回いただいたマンゴーの中ではベストでした。
赤いものが熟しているとか、糖度が高いとか、そんな常識を覆してくれる美味しいマンゴーですね。
続いては、タイやベトナムを彷彿させる名前のマンゴー「ナムドクマイ」です。追熟させていたら、黒くなってきて少し驚きました。
こちらもカットしたら中はオレンジでした。
今回食べたマンゴーの中で一番特徴的でした。もっとも現地的というか、トロピカルというか、クセがありました。思い出したのはドリアンの甘さで、決して臭いわけではありませんが、甘さと一緒に独特の香りを感じました。家で食べるというよりは、旅先で食べるような、そんなイメージでした。
独特の香りがありつつ、甘くて美味しいマンゴーですが、実はウルシ科の果物です。皮や果汁に触れるとかぶれたり、痒くなったりすることもあるそうなので、お気をつけください。
果物なので個体差があります。当たり外れはありますが、今回いただいた中で一番美味しかったのは、キーツマンゴーでした。まだ食べたことの無い方は、ぜひ緑のマンゴーを食べてみてはいかがでしょう?(贈答品的には赤いマンゴーの方が喜ばれそうですけども…)