世界から注目されている鹿児島の蒸留所「嘉之助蒸溜所」のブレンディング体験・蒸留所ツアーに参加してきた

先日、北海道からの帰り道、鹿児島に立ち寄ってきました。

昨年からバーボンやウイスキーにハマっていることもあって、北海道では余市蒸留所へ、そして鹿児島では嘉之助蒸溜所に行ってきました。

嘉之助蒸溜所とは?

嘉之助蒸溜所は、2017年創立の新しい蒸溜所ですが、San Francisco World Spirits Competition2025 で最高金賞受賞、International Spirits Challenge 2026 で金賞受賞など、すでに評価を集めている蒸留所です。

個人的に惹かれたのは、World Whiskies Awards 2026 のビジター・アトラクション部門での受賞です。2025年にも東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025でベストディスティラリー賞 特別部門「Tourism of the Year」 を受賞していて、この蒸留所はぜひ行ってみたいと思っていたんですよね。ということで…

鹿児島在住のお友だちに協力してもらい、嘉之助蒸溜所にやってきました。

というのも、嘉之助蒸溜所は鹿児島中央駅や鹿児島空港からはかなり遠いところにあるんですね。ブレンディング体験でお酒を飲むと自分の運転では来られないし、誰かに協力をしてもらわないといけないのです。一応、最寄り駅(伊集院駅)からのバスも出ていたりしますが、なかなかね。

入口の看板から少し進むと、綺麗な建物があります。コの字型につくられたこちらが蒸留施設やイベント用のバーがある建物になります。

奥にお土産などを買えるショップがあるので、そちらでイベントの受付を行います。樽から直接ボトルにウイスキーを注いで持ち帰れる「ハンドフィル体験」以外は予約必須です。

まずは蒸留所ツアーから

嘉之助蒸溜所のルーツは、焼酎蔵「日置蒸溜蔵」として、御神酒造り(鹿児島なので日本酒ではなく焼酎)を行っていた小正家。二代目の小正嘉之助は日本で初めての長期樽貯蔵米焼酎「メローコヅル」を発売した方なんだそうです。

四代目になり、焼酎の海外への輸出に積極的に取り組んだものの、飲んだ人の評判の割には思うように売れず… そんな流れの中から技術を活かして、ウイスキーをつくりはじめたそうです。

蒸留設備は近代的でシンプルに配置されていました。

嘉之助蒸溜所のポットスティル(単式蒸留器)は形状違いのものが3台ありました。

ちなみに👇️こちらは余市蒸留所のポットスティルです。嘉之助蒸溜所との一番の違いは加熱の方法です。余市はポットスティルの下の釜で石炭を燃やす直火、嘉之助蒸溜所は蒸気での加熱でした。

樽を寝かせる建物は別にありますが、ここにもいくつか昔からの樽があるということで、そちらもガラス越しに見学できました。

鹿児島は暑いこともあって、天使の分け前がかなり多めだそうです。これは沖縄も台湾も一緒ですね。早く熟成が進むけど、その分、コントロールが難しいと。

メローなテイスティング「THE MELLOW BAR」へ

建物内のツアーが終わったら、2階にあるメローなテイスティングバー「THE MELLOW BAR」に移動してのブレンディング体験がはじまります。ここでの景色が本当に素敵でした。

景色をアップにするとこんな感じです。訪れたのは南中の時間だったんですが、夕暮れ時は夕日が沈んでいく光景が見られるのだとか。

ちなみに、ここからの眺めは KANOSUKE のラベルにデザインされているものです。

4種の原酒をつかったブレンディング体験

ブレンディング体験は4つの原酒をつかって行います。先日、久米仙酒造 OKINAWA BLUE でもブレンディング体験をしましたが、基本的な流れは同じです。

最終的に 500ml のウイスキーをつくるために、手元でブレンド&試飲しつつ、4つの原酒の割合を決めていきます。

個人的にはピート香よりは甘い香りが好みなのですが、せっかくだしアクセント的にピート香も入れておこうということで、バーボン&焼酎カスクをメインに、シェリーカスクとピーテッドをアクセントにしました。

バランスのとれたおいしいウイスキーになった、とこの時は思ったんですが、どうせだったらピーテッドを軸に、ピートがありつつも好みのウイスキーをブレンドした方が良かったかも?と少し後悔しています。

持ち帰ったウイスキーはまだ飲んでいませんが、今度、友だちを呼んで家で飲むときにでも開けてみようと思います。

ということで、素敵な環境とウイスキーを楽しんだ 嘉之助蒸溜所のブレンディング体験でした。

こういう時に、スタンダードな味になってもいいから自分好みのブレンドにするか、ここでしかつくられないであろう比率のユニークなものにするか、悩みますね。次回行ったら、いびつなくらいにピーテッドな KANOSUKE をつくってみようと思います。

【関連リンク】
KANOSUKE 嘉之助蒸溜所(公式サイト)

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら

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タカバシ ショウヘイ