おじさんはヒールであるべき、というか、だいたいヒールになってしまうのではないか(主に仕事では)… プロレスのことを考えていて、そんな考えにたどり着きました。
おじさんともなってくると、世の中のいろいろなことを見聞きして、単純ではなくなって来ますし、主に仕事では挑むというよりは、立ちはだかる存在になることが多いと思うんですね。逆にいえば、立ちはだかる壁という存在がヒールっぽいとも言えるかな、と。
プロレスで言えば、ヒールは場の空気を読む必要がありますし、狡猾でなければできません。自分のポジションを把握して、対戦相手を立てることも必要です。これってすごいビジネススキルじゃないですか?
あとは、かっこいいおじさん像とヒール像が近いというのもあるのかもしれません。
・迎合しない、迎合してない
・キャラがブレない
・怖いけど、時々やさしい
みたいな。
ま、ヒールにもいろいろあって… アンチヒーローキャラ、ヘタレキャラ、武闘派キャラ、アニマルキャラ、狂人キャラ、エゴイストキャラとかありますけど、どんなヒールでも「自分のポジションを確立」できているならすごいことだし、おじさんもそうあるべきだよな〜、なんて思いました。
逆にヒールっぽくないおじさんもいると思うんですが、そっちの方がキャラクターとしては稀有な気もします。ベビーフェイスというよりはヒーローなんだろうなぁ、そういう人は。おい、そこのおじさん! おじさんはオンの時はどんなヒールになってますか?
おじさんの目線
オフの時は、家族想いのおじさんってのがいいと思います。