沖縄に住み始めて2年が経ちました。歳を取ると早いものですよ、2年なんてあっという間だし、ブログを書くのも2週間以上あいちゃった… さて、2年間沖縄に住んでみて、やっぱり沖縄はいいなぁ、と。ずっとここに住みたいなぁ、と思っています。2年目の沖縄で感じたことを書いてみたいと思います。(そういえば、2年前は飲み友達がひとりもいない、と嘆いていましたっけ…)
沖縄(那覇)に住んでて感じるのは、いい意味で昭和的な空気感。目くじらが立っていたり、粗探し的なコミュニケーションは無く、それぞれをちゃんと尊重しているような… アラフォーの僕にしてみたら、これがとっても心地いいんです。離島ではなく、那覇に住んでいるというのもポイントかな、とは思います。那覇は都会でしがらみを感じないし、移住者が多くて、美味しいお店も増えています。米軍の基地のことだったり、保守的な政治のことも、ニュースで見るような感じではなく、内地から来た活動家が変なことしてるなぁ、という印象です。
「沖縄は狭いからね、だいたいの人とワンクッションでつながるよ」なんて言われていたんですが、まさにそれを実感しています。この表現で伝わるかどうかはわかりませんが、たとえば那覇界隈の人々=ブログ界隈の人々、といったくらいの規模に感じています。「どこで誰が見ているかわからないから、悪いことができない」とも聞いていましたが、まさにその通りです。これを狭くて息苦しいと思うか、ほどよくて楽しいと思うかは人それぞれだと思いますけども…
飲食店の方との距離感だったり、タレントさんとの距離感だったりが、東京と全然違います。近いんですよね。なんでだろう… 好きなカレー屋さんとか飲み屋さんとか、東京にいる時はちょっと間を取っていた、というか、お店の人とお客さん、でした。こっちだと「休みの日に飲みに行きましょうよ!」とか誘って飲みに行くくらいの感じで、垣根をすぐに超えられる感じがします。誰かが誰かの知り合いって感じだから、声がかけやすいのかもしれません。あと、タレントさんとの距離感も近いですね。普通にタレントさんが街にいて、みんなそれを特別視していない感じなんですね。かといえば、普通に乾杯したり、話をしたりもするんですよね。この距離感もまた面白いです。
他の地方都市との違いを何よりも感じるのは、内地からたくさんの人が来てくれることでしょうか。この1年間で東京から来た友だちの数は30数名にもなり、一か月あたり2~3人が遊びにきている計算です。オフ会みたく大人数で会うわけじゃないので、ゆっくりコミュニケーションが取れるし、これくらいのペースはすごくいいですね。東京から一番遠い県だけど、沖縄だからこそいろんな人が来る、という点でありがたいなぁ、と思います。3年目もたくさんの友だちが来沖して一緒にお酒が飲めたらうれしいなぁ。皆さん、待ってます!
日本のメディアの中心は東京で、そこを離れたことで全国メディアに出る回数は減りました。クラフトビールがブームだってのに、ちょっともったいない気もしましたが、まあ、ビールはいろいろ難しいですしね。その代わり、というわけではありませんが、何度か沖縄のラジオに出演したりしています。(東京&大阪の方は、7月はテレビでお目にかかれそう… 乞うご期待!) 沖縄でのクラフトビールブームはこれからという感じなので、そこに向けて個人的にも動いて行こうと思っています。もちろん、メロンパン王子だったり、お姫様抱っこも続けていきますよ。ラジオ番組をやりたいな~、ということでちょっとずつ動いていたりもします。3年目の沖縄でラジオができたらいいな~。
昨年、沖縄移住のデメリットでも書きましたが、いろいろなイベントやお店が必ずあって、東京は便利だなぁ、と思います。朝、通販でオーダーしたら夜には届くとか、凄すぎです。なんだけど、やっぱり戻りたいとは思わないんですよね。沖縄の風、海と空の青さ、人の良さなどなど、好きになりました。出会った人も、沖縄が好きで移住してきた人も多くて、それも好循環を生んでいる気がします。とにかく、2年間で出会った人やお世話になっている皆さんに感謝です。そして、これからもよろしくお願いします!
おじさんの目線
アイラビューオッキナワー!