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Wi-Fiでつながるプロジェクター「Z6 Polar Meets popIn Aladdin」を買ってみた、見てみた。【レビュー】

リモートワークになって、いろいろ備品を買ったり、お子サマーと楽しめるものを買ったりしています。元々、お子サマー用に買ったものの、リモートの会議で役立っているのは、首にかけるスピーカーマイクです。

もうひとつ、お子サマーと楽しむために買ったのが、プロジェクター「Z6 Polar Meets popIn Aladdin」です。数ヶ月前、3歳になったお子サマーを連れて映画館に行ったのですが、怖いを連発して15分で劇場をあとにしました。そんなこともあって、家で映画館の練習をしようかな、ということもあり、プロジェクターを探していました。そんな理由なので、本格的なものではなく、簡易的なものでいいかと探していたんですが…

今回、プロジェクターに求める条件は以下のような感じ。
・コンパクト&軽量
・ある程度、明るい
・台形補正がしっかりできる
・リーズナブル(できれば2万円以内)
・Wi-Fiでインターネットに接続可能(外部サービスと連携したい)
・口コミで致命的な欠点が出てこない

で、探した結果、最初に候補に挙がったのは「BenQ GV1」でした。

めちゃコンパクトだし、充電式でキャンプにも持っていけるぞ〜! ってことでテンションが上ったんですが、明るさ 200ルーメンと解像度 854×480 というのがちょっと気になったので、他も吟味してみることに… その結果、たどり着いたのが「Z6 Polar Meets popIn Aladdin」でした。

Z6は明るさ 500〜700ルーメン、解像度は1920×1080です。ただ、値段が1万円高く、公式サイトの割引を使って49,800円でした。が、そのうち10万円がもらえるかもしれないし、今は家で見るのに特化してた方がいいだろうということで、「Z6 Polar Meets popIn Aladdin」を買いました。

Z6 Polar Meets popIn Aladdin 開封の儀

申込みから36時間で家に届きました。埼玉から沖縄なのになんてスピードだ!

ということで、いざ、Z6 Polar Meets popIn Aladdin 開封の儀を執り行います。

かなり立派でキレイな箱に入ってきます。iPhone以降、こういうの当たり前になった気がします。

本体を取り出すには黒い紐を引っ張ればOK。このあたりのあしらいも素敵です。

中身はこんな感じです。黒い箱3つは、リモコンと電源周りです。

こちらがリモコンです。シンプルだけどその分、わかりやすいです。

本体の重量は 973gと軽いですが、電源周りを入れると 1,900g弱になります。

本体の背面はこんな感じです。電源ボタン、HDMI端子、USB、ピン端子、電源端子がついています。

全体的にシンプルで上品なデザインだと思いました。

Z6 Polar Meets popIn Aladdinの設置・設定

設定は本体とリモコンのペアリングからスタートです。電源をつないで、本体のスイッチをオン! リモコンに電池を入れてスイッチオン! で、ペアリングモードで接続するだけです。迷わず簡単でした。

続いては、画像を壁に投影して、Wi-Fiのセッティングします。設定自体は他の機器と一緒で、近くにある Wi-Fiから該当するものを選んで、リモコンを使って設定していきます。これも簡単です。

Wi-Fiがつながったら、各種アップデートや台形補正を行い、準備完了です。これ、締め切った部屋の壁に映した画面です。かなりくっきりです。

部屋の扉を開けて、廊下からの明かりが入るとこんな感じ。見えなくはないけど、没入感は少ないですかね。

設定中にユニークだと思ったのが、リモコンを利用して、画面のサイズが何インチかわかるところ。これで62インチです。

ちなみに、Z6 Polar Meets popIn Aladdin は Android で動いていて、ネットを介した外部連携がとりやすいです。さらに、自分のスマホも専用のアプリでリモコンとして使えます。本体は Andoroid ですが、iPhone アプリもあります。画面はこんな感じ。

アプリ内の「機能」メニューでは、本体への画像のアップロード(フォトビューワーで使う)や Android のメモリ解放も行えます。さらにフリック入力が行えるのが面白いと思いました。パスワードなどの設定はもちろん、コンテンツの検索にも使えます。

本体のリモコンには音声認識機能もついているので、便利な入力ができるのがいいですね。

ファミリー層にオススメのZ6 Polar Meets popIn Aladdin

外部入力を映し出すプロジェクターというだけではなく、ネットにつないで使えるアプリを楽しむこともできます。というか、むしろそちらがメインかもしれません。Amazon Prime Video や Netflix、Abema TV、Youtube のアプリもあるので、本体をネットに繋げば、大画面でいろいろ見られちゃいます。スピーカーも一箇所から音が出るものとしては申し分ありません。映画等のコンテンツはサラウンドで観たい、という場合にはピンプラグから外部に出すか、Bluetooth で音を飛ばすこともできます。

本体にに入っているアプリは全体的に子どもを意識した、ファミリー層向けのものが多い印象です。動く、聞ける「学習ポスター」や「等身大動物図鑑」、 人気絵本の読み聞かせの「世界の絵本」、「キッズライン」なんかもありました。リビングや寝室で使うことを考えると、家族で楽しめるってのは家に導入する時に重要だなぁ、なんて思いました。

逆に自分が20代だったらいらないアプリが多いかも、とも思ったけど、20代は「BenQ GV1」を買うのかもしれないな、と思ったり。

さて、Amazon につないで見ます。二段階認証等を経て、ログインしたら、他の機器と同じくコンテンツを見られます。

Amazonのアプリを起動していなくても、リモコンの音声認識で「Amazon できめるのやいばがみたい」的なことを言うと、Amazon を開いて検索してくれるのは便利だと思いました。

で、実際画面がどれくらいキレイなのか… とりあえず、これは部屋を真っ暗にして、ベッドの上に本体を置いて 62インチサイズで見てみたものです。コンテンツは YoutubeからのHD画質のエヴァです。

画面を切り取ってみるとこんな感じです。投影しているのが壁紙なので、壁紙の模様が出ちゃってますけど、個人的には十分です。このあと、82インチまで拡大しましたが、全然問題ありませんでした。

投影中の本体の音は気にならないですし、熱も抑えられています。ただし、電源アダプターは低温やけどするくらいの温度にはなってたのでこちらには注意が必要です。

Bluetooth を使って、スマホや Mac から画面共有もできますし、イベント等でも使えるなぁ、なんてことも思いました。電源が必要ですけども。

ネガティブなポイントとしては、台形補正をすると、投影するフレームレートが 60fps から 30fps になってしまうということでしょうか。ただ、テレビや今までのコンテンツはだいたい 30fps だし、そんなに気になるかな〜、なんて。ゲームとかがメインだと気になるのんかもしれませんが、ファミリー向けってことを考えると、設置しやすいことのメリットが何倍も上なんじゃないかと思いました。

ということで、Wi-Fiでつながるプロジェクター「Z6 Polar Meets popIn Aladdin」ですが、かなりキレイで音もよく、使い勝手もいいプロジェクターだと思いました。個人的に大満足ですし、オススメです!

【関連リンク】
Z6 Polar Meets popIn Aladdin(公式ページ)

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら

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タカバシ ショウヘイ