日本のお米が好きです。白米が好きです。
…ゆえにその良さを消すものは許せません。今までなんとなく嫌いな食べ物はないと思っていましたが、よく考えたらあった、というか、昨日寝てたら急に思いついたんです。
そぼろご飯はダメだ、好きじゃない。食べられないわけではないんだけど、そぼろご飯は日本のお米に失礼じゃないかと。
そもそも「そぼろ」ってなんだ? 粗食の粗にボロって、どんだけボロボロなんだ… 手前板前というサイトによれば…
そぼろの語源は粗朧(そおぼろ)だとされており…
と書かれているが、それが本当なら、やっぱりボロボロじゃないか。
株式会社SN食品研究所のサイトでは…
名前の由来は、ポルトガル語で“余り物”を意味する“ソブラード”からきたという説や素材を粗く切ることを表す“粗ぼろ(そぼろ)”からきたという説もあります。
こっちは余り物じゃないか。
そぼろって、お米の食感と水分を奪うんだよな。同じようなものでも、台湾の魯肉飯はOK。ジュワッと美味しいタレがかかっているし、お肉の脂も美味しいからね。キーマカレーももちろんOK。ご飯の上にパサパサのものはかけちゃダメだ。ちなみに、九州・折尾の名物駅弁「かしわめし」はご飯が炊き込みごはんだからOK。
あと、そぼろご飯とか三色ごはんになると出てくるきぬさやも…
色味と食感のアクセントで入っていると思うんだけど、味がないし、キュキュッとする食感は白米に合わない。最初に三色ごはんにきぬさやを入れたのは誰なんだ。逆にきぬさやって三色ごはんくらいでしか見かけないよ。
なぜこんなブログを書いたのかはわからないけど、世のそぼろがどんどんジューシーに進化を遂げることを期待したい。
おじさんの目線
そぼろごはん、そして三色ごはんが好きな人にはごめんなさい。