お家で美味しいごはんを食べるため… アイリスオーヤマ「米屋の旨み 精米機」を購入

子どもも生まれて、家でご飯を食べる機会が増えましたし、これから白米を食べる機会も増えていくんだろうなぁ、と考えた時に、家で食べる白米を美味しくしたいと思いました。もちろん、ちゃんとしたブランドのお米、しかも新しいお米を買うというのは心がけたいですし、家でのお米の保存方法も気をつけるポイントです。が、それ以前の、もっと手前のこだわりがあるんじゃないかと思っていました。

ご飯をおいしくするのは炊飯器なのか?

うちで使っている炊飯器は僕が大学を卒業して実家を出た時に買ったもので、もう20年近く使っているものですし、当時買えたものなので高価なものではありません。当時でも1万円しなかったくらいのものだと思います。メーカーはSANYO、ファジーコントロールって書いてあるあたり、時代を感じます。

美味しいごはんを食べたいなら、この炊飯器を新しくするべきではないのか… そう考えたこともありましたが、美味しいお米を炊くと、しっかり美味しくなってるんですよね。炊きあがりの柔らかさだとか、みずみずしさみたいなものは、しっかりとお米の持っているパフォーマンスを引き出している気もしてまして…

そんな時にラジオを聞いていたら、五つ星お米マイスターの西島豊造さんのお話を聞くことができました。どんなお話をしていたか、車を運転しながらだったので詳しくは覚えていないんですが、僕の中に残ったのは「お米は精米してから、どんどん美味しさが逃げていく」という話。つまり、精米仕立てが美味しいのだと…

精米したてのお米を食べてみる

ラッキーなことに、近所に玄米を精米して売ってくれる生協があったので、試しにそこで精米してもらったお米(3kg1,500円)を買ってきて、すぐに炊いて食べてみました… が、これが美味しかったんです! 味がある、という言い方はどうかと思いますが、甘さを感じるような風味があって、美味しかったんですね。

お米の収穫時期は決まっていて、後は玄米として保存しつつ、精米して市場に並ぶことを考えると… 精米は家でした方が美味しいんじゃ? ということで、調べてみると意外と精米機が安く買えたので、買ってみましたよ、精米機を!

今月始めにAMAZONで買ったアイリスオーヤマの精米機「米屋の旨み 銘柄純白づき精米機」です。当時は7,000円だったのに、もう6,500円まで下がってた… まあ、それはいいとして、程よい炊飯器を買おうとしたら数万円にはなるので、1万円かからずにお米が美味しくなるんだったら全然OKなわけです。数ある精米機からこれを選んだのは、各レビューの評価と何よりも価格ですね。

本格精米 米屋の旨み 銘柄純白づき

さて、こちらが本体です。炊飯器よりもちょっと小さいくらいのサイズです。

本体の中にはカゴ的なものがふたつ。お米を入れるカゴとそこから出たぬかを受けるバケツ的なものでしょうか。

精米中にズレないように、機械の足は吸盤のようになっています。

今回は先述の生協で玄米を買ってきました。ということで、計量カップで合数を計り、精米します。

「銘柄純白づき」という名前の通り、お米の銘柄によって精米の仕方を変えてくれるようです。基本的には撹拌して、ぬかを削っていく(磨く)感じのようなので、撹拌する時間が違うのかな、と思います。銘柄指定ではなく、無洗米に仕上げるコースや精米歩合を選ぶこともできます。この辺は自分の好みもあるだろうし、お米によっても違うと思うので研究が必要かもしれません。

精米、開始!

今回は初めてなので、銘柄指定コースです。コシヒカリ 3合でスイッチオン! 蓋がかっちりと閉まってないと稼働しないので、とんでもない事態になることもなさそうです。レッツ精米!

約3分くらい回った後で完了。音は結構うるさいですかね。詳しいデジベルはわかりませんが、ちょっとうるさいドライヤーくらいですかね。ただ、削る音なのでちょっとゴリゴリ感があって響きそうです。

銀のかごを取り出すと中には削られた糠が!

これをためておけばぬか漬けにも使えるんじゃないかって感じです。

お米の研ぎ方、炊き方

さて、精米したてのお米を炊いてみます。

精米したてのお米はちょっと熱を持っていることもあって、すぐに水で研ぐとお米が割れてしまうこともあるそうです。ということで、温度を確かめつつ、お米を研いでいきます。

これもラジオで聞いたのですが、お米はガシガシ研ぐ時代では無いそうです。基本的には、柔らかくお米についた粉を落とすくらいの感じでいいそうです。あとは、最初に注ぐ水は美味しい方がいいとのことでした。乾燥しているお米に最初に接する水を一番吸収するからだそうです。ただ、最初の水はあまり長く漬けといてもだめだとか。センシティブですね。数回、水で流したら、最後も美味しいお水を入れて40分くらい浸しておきます。浸し終わったら、また美味しい水に張り替えて、いよいよ炊飯です。

約40分後、お米が炊き上がりました!

いざ、実食!

炊きあがりの見た目から違う、ということはありませんでしたが…

食べてみるとやっぱり美味しい! お米によってどれだけ味が変わるのか、いろいろな銘柄を食べ比べるのが楽しみです。

こちらは3ぶつきで精米した、ほぼ玄米。炊きあがりに若干の香ばしさを感じたのは、釜が少し焦げてたからでしょうか。

食べてみると、ただ柔らかいだけではない、プチッとした食感があり、旨みもあって美味しかったです。いろいろ考えると、今後も3ぶつきで精米するのが好みな気がしています。

ただ、ここで難しいのが、3ぶつきで精米した場合、炊飯の時のお水の量をどれくらいにしたらいいのかということ。まあ、今回は玄米メモリで3合から30%くらい水を減らして炊いたら、偶然にもちょうどよかったので、そのあたりなのかな、と思いました。が、目安でしかないのでちょっとだけモヤります。

いずれにしても、おうちでのご飯がしっかりとパワーアップしました。これで炊飯器もいいのに変えたら… と、また欲が出てきますが、まずは20年近い付き合いになるファジーなやつが壊れるまでは、このまま行ってみたいと思います。

おじさんの目線
買ってきた玄米は、冷蔵庫の野菜室で保管してます。

【関連リンク】
『銘柄純白づき精米機 RCI-A5』体験レポート(アイリス暮らし便利ナビ)

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら