メキシコの微発泡醸造酒「プルケ」を飲んでみた!

このGWはメキシコに行ってきます。コロナ禍でタコスとテキーラにハマって、メキシコは人生で行ってみたい場所になっていましたが、まさかこんなに早く行けることになるとは… メキシコについては改めて書きますが、そんなメキシコの予習も兼ねて、メキシコの醸造酒「PULQUE(プルケ)」を飲んでみました。

これまで、プルケは日持ちがしないことから「メキシコでしか飲めない」と言われてたんですが、缶でリリースされたものがあり、それが輸入されて、沖縄でも飲むことができました。

プルケはテキーラと同じく、アガベ(竜舌蘭)を使った醸造酒です。ただし、プルケを蒸留したものがテキーラではなく、作り方は異なります。テキーラは、簡単に言えば竜舌蘭の真ん中辺を加熱して糖度を上げて、そのジュースを絞り、お酒にするんですが、プルケは竜舌蘭の樹液を発酵させたお酒です。逆にテキーラの蒸留前のお酒がどうなっているのか、興味が出てきたので、それはメキシコで聞いてこようと思います。

ということで、3種類のプルケです。原材料は竜舌蘭、赤い缶のものはイチゴ、黄色い缶のものはパイナップルの果汁が入っています。現地でも、スタンダードなものもあれば、果汁を入れてアレンジしたものがたくさんあるそうです。

まずはスタンダードなものからいただきます。植物由来のものを発酵させた、ってことで、酸味+炭酸ガスが特徴だろうと想像できます。

いただいてみると、あまりクセは無く、まろやかな酸味、ほのかな甘さがあって、メキシコ流の甘酒という感じでしょうか。炭酸ガスは無かったかな。アルコール度数は4.5%なので、結構ゴクゴク飲めちゃいます。食前酒にも食中酒にも良さそうです。

続いて、イチゴ果汁入りです。こちらはグラスに注ぐと、ドロっといちご的なものが出てきて、ちょっと驚きました。

同じくまろやかな酸味と甘さですが、イチゴの香りがあることが特徴です。個人的にはイチゴの香りって吟醸香に近いこともあって、発酵不良ではないけど、ちょっと違和感を感じました。

最後はパイナップル果汁入りです。

ほのかな酸味と甘さがパイナップルの香りとマッチしていて、こちらはとても美味しく、ゴクゴクいただいちゃいました。同じフルーツではありますが、イチゴよりも断然パイナップルが好みでした。が、これは人それぞれの感じ方がありそうです。

プルケ自体は沖縄で、缶でいただいても美味しく感じましたが、本場メキシコでいただいたらどんな感想になるのか、楽しみです。

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タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら

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タカバシ ショウヘイ