ニュージーランド航空さんから航空券を提供していただきまして、ニュージーランドに来ています。ニュージーランドに入って3日目。今日はモトゥエカを出発して、ネルソンに戻ります。ネルソン近辺はクラフトビールのブルワリーやバーも多いということで、早めにそっちに移動して、ハシゴ酒を楽しもうかな、と。
ドライブは快調で10時過ぎにはネルソンに到着しそうだったので、その前に朝ごはんを… なんとなく入ったのはこの The Boathouse(ボートハウス)というお店。
いくつかランチメニューがありましたが、そういえばニュージーランドなのにラムを食べてない、ってことでラムサラダを選びました。こういう時って、どれくらいのボリュームで出てくるかわからないので、選ぶのが難しいですよね。17ドルくらいだったかな?
出てきたのはこちら! 朝ごはんのサラダメニューとしてはちょうどいいかな。沖縄に住んでいるからか、ニュージーランドの物価は結構高いなぁ、と感じることが多いです。ボリュームがあるとはいえ、1,000円オーバーなので、なんとなく東京の物価に近い気もしました。
さて、ラムサラダはしっかりとお肉が入っているし、葉物も多くて満足でした。ほどよく添えられているポテトもナイスです。食べている時、カモメがずっとこっちを見て、1回だけすごい声で(喉仏が見えるくらいに口を開けて)鳴いたりしたけど、ひとりで全部食べきりました。美味しいものはカモメにはあげません。
ご飯を食べ終わってもまだ午前中… 何かお酒以外のアクティビティも楽しんでみようかな、ということで、スカイワイヤーというものを体験してきました。ハッピー・バレーというところにあるアトラクションで、谷間にかかったワイヤーを椅子に座って滑り降りる、みたいなものだとか。
山の麓にあるレセプションで受付をしてお金を払ったら(85ドル)、ガイドさんの車で15分くらいかけて山を登ります。ワイルドロードです。辿り着いた山小屋からは、素敵な眺めが楽しめました。
6月のニュージーランドは冬の手前、ということでかなり寒い! ということで、帽子とズボンの着用をオススメされて、準備出来た僕がこの状態です。
まあ、飛ばないように紐で縛れる帽子ってのはこんな感じなんですかね。で、いよいよ出発! 最初はケーブルは固定されていて、椅子に付いている滑車が回って下るので、結構なスピードが出ます。メーターが付いているのですが、だいたい時速80kmくらい出ていました。で、下りきって、止まったところで滑車が固定されて、ワイヤーを向こう側の山まで引っ張ります。
向こうの山のある程度のところまで行ったら、また滑車が開放されて、滑り降りる… という感じです。行きは前向き、帰りは後ろ向きに滑るって感じですね〜。で、僕、勘違いをしていました。このアトラクションって、山のてっぺんからワイヤー伝いにすごいスピードで降りるもんだと思ってたんですが、滑り台ではなく、ブランコ的なものだったんですね〜。スリルは無かったけど、これだけの山の中を、木々の上を滑空することも無いので、いい経験になった、かな?
帰りは山の上からまたガイドさんの車で降りるんですが、その時に見たスカイワイヤーの小さいこと… 乗っている時は高さはそんなに感じなかったんですが、こう見るとすごいですね。
さて、ハッピー・バレーからネルソン市街に向かい、まずはFounders(ファウンダーズ)というブルワリーに向かいました。こちらはFounders Heritage Parkという公園の中にあるブルワリーで、横には HOP&BEER MUSEUM というものもありました。ネルソンはホップの産地として有名なので、最近のクラフトビールブームにのって、作られた施設のようでした。ここも含め、ブルワリーやビアバーの詳しい記事は生ビールブログでどうぞ!
【関連リンク】
ホップの産地・ネルソンでブルワリー&ビアバーを巡る(生ビールブログ)
さて、車の運転もしなくては、ということで、ここでは軽くテイスティングだけ… なかなかクセのあるビールが多かったです。
さて、一度ホテルに戻り、本格的に飲みに出かけます。今回、ネルソンで泊まったホテルにはバーがあり、そこのビールも美味しそうだったんですが、まずは外から攻めていきます。1軒目はMac’s Brewbarです。Mac’s はニュージーランドでも古参のクラフトブルワリーのようで、日本で云えば、ヤッホーブルーイング的な感じでしょうか。
ビールはどれも美味しいし、タップハンドルも凝ってたりして、なかなか素敵なビアバーでした。
2軒目は、Sprig and Fern Brewery の直営店へ… ネルソンのブルワリーらしいのですが、ニュージーランドのいろいろなところにお店があるようです。ここで飲んだ限定のビール Kohatu Pilsner が美味しかったです。
それにしてもお客さんがたくさんいます。水曜日なのになんだろう… と思っていたんですが、聞いてみるとこの日はクイズナイトというイベントをやっているようでした。他のバーでも見かけたんだけど、クイズナイトって欧米だとよくあるんでしょうか…?
さらにもう一軒… 今度は、The Free House というお店に。ここはどこかの直営ということではないと思いますが、常連さんが気軽に集まるお店のようでした。
ケルトの音楽みたいなものを練習している人たちがいて、雰囲気がよかったです。
と、明日もまたドライブがあるのでこのあたりで帰ることに… 最後に宿にあるバーでビールを、と思っていたんですが、帰った頃には閉まってました! 23時! やっちまった!
ということで、この日はしっかりと飲んだくれて、就寝となりました。一人で飲み歩いている人がいなくて、基本的には店員さんとしかお話できなかったんですが、その分、ビールについてしっかりと味わい、考えられた気がします。あくまでも、気がします。お店で演奏している人、大きな犬を連れて来ている人、クイズ大会に夢中な人、いろいろなビアタイムを見られてよかったです。さすがホップの産地、という感じの牧歌的ないい時間でした。
さて、明日は車でピクトンという街に向かい、そこでレンタカーを返却後、フェリーでウェリントンを目指します。
おじさんの目線
このくらいの規模の街だと、バーにいるお客さんはみんな知り合いだったりするんだろうか…