旅をした後の写真、イベントの後の写真、デートの後の写真… いろいろと写真を撮る機会はあるし、たくさんの写真や動画があると思うんですが、それを簡単に、しかもある程度自由に動画にできたらなぁ… ということで、そんなツール「Kizoa」のレビューのお話をいただいたので、実際に使ってみた僕が紹介したいと思います。
スマホのアプリやパソコンのソフトでも、写真からスライドショー的な動画を作ってくれるものってあると思うんですが、どうしてもパソコンのスペックが必要だったり、自由なアレンジがしづらかったりすると思うんですが、今回ご紹介する Kizoa はブラウザを使ってオンラインで行うので、ネットにつながっている回線さえあれば、パソコンの性能に大きく左右されずに動画の編集ができちゃいます。
まずは僕がニュージーランドで撮ってきた写真を5分くらいでアップロードして、プラス5分くらいで作った動画をご覧ください。
まあ、ちょっとしたスライドショーの進化版のように感じるかもしれませんが、たとえば、動画内の写真の出方だったり、配置、飛行機なんかの動きも自分で設定できる、いろいろとできちゃうサービスになります。ということで、どんな特徴があるのかをまとめてみると…
・テンプレートで、または自由に動画編集・スライドショー作成
・数十種類のテンプレート
・100% カスタマイズ可能なテンプレート
・数百種類の効果 とアニメーション
・静止、及びアニメーションテキストの挿入
・GIFの挿入やオリジナルGIFの作成
僕の動画はテンプレートを使って、そこから不要なものを消す、ということで作業時間5分で作りましたが、いろいろこだわるとおそらくとんでもない時間をかけることもできるかと思います。(そんなに時間をかけたい人は少ないと思いますが… こだわりを発揮することはできます)
では、Kizoa の動画制作画面をいくつか紹介します。Kizoa は無料登録して一部の機能を、有料登録ですべての機能を使うことができます。まず動画作成モードに入ると、テンプレートを使うか、自由に作成するかを選べます。今回は当然、テンプレートを使います。
続いて、写真や動画の素材を登録します。パソコンからアップロードすることもできますが、Facebookにアップしたものも使えます。なにげにこれが便利な気がします。スマホからFacebookでシェアした写真を Kizoa で使えば、パソコンにデータが無くても素材にできるというのは、パソコンの負担にもならないし便利ですね。
が、今回はパソコンからアップロードしてみました。ここは回線が弱いと画像のサイズに応じた時間がかかってしまいます。今回、待機時間が一番長かったのはこのパートでした。
テンプレートに合わせてアップロードした写真が配置されていきます。配置が終わったら、位置や画像、大きさを変えたり、編集したりすることが可能になります。
動画内で出てくる文字やイラスト、写真の動き、早さなんかも設定が可能です。マウスで線を書いて、その動きの通りにイラストを動かす、ということも可能です。
画面の転換の演出や音楽も選べます。一通りの設定(もしくは変更)をしたら動画の完成です。デモを見て、問題が無かったらシェアをすればOKです。シェアはFacebook、Youtube、メールにダウンロードといろいろ可能です。
ビデオのフォーマットも選べます。小さ目でいいのか、フルHDなのか、もしくはGIFか… GIFが選べるってのが面白いと思いました。
Kizoa を使ってみて、できることの多さ、幅広さにビックリしました。が、それはある意味で難しさにもつながるんですよね。そのためのテンプレートだと思うので、まずはテンプレートでいくつか作ってみて、それを少しずつ変えていき、自分の思っている動画に近づけていく、という遊び方がいいのかな、と思いました。そう、Kizoa は遊びながら使ってみる方がいいです。おそらく作ろうとしている動画は、楽しさや魅力を伝えるための動画だと思うので、自分が楽しむためのコストが必要かな、と思いました。今まであれば、それ以外にも金銭的なコストが大きくかかっていただけに、無料で勉強をして、自分の欲求にしたがって有料プランを試せる、ってのは素晴らしいと思いました。
まずはやってみる、ということを面倒くさがらない人にオススメの動画編集サービスです!
【関連リンク】
オンラインムービーメーカー Kizoa