新型フリード、相変わらず気に入っているんですが、何が良いって ホンダの M・M思想(Man-Maximum、Mecha-Minimum)を体現しているところですよね。車体としてはサイズと居住空間のバランスがとてもいいのです。となると、居住性をもっと良くしたいぞ、ということでハイグレードスピーカーを導入してみました。
ハイグレードスピーカーの解説は下記の通りです。
中高音域の表現力を高めることで、繊細な空気感を引き出し、レスポンスが向上した芯のある音を実現。Honda車専用設計で、ドライバーだけでなく同乗者まで楽しめる音の広がりを演出します。さらにLXM-247VFLi/242ZFNiとの組み合わせにより、ハイレゾ楽曲がそのままの高音質で再生できるだけでなく、車種専用にチューニングされた音質でお楽しみいただけます。
ただし、うちのフリードはディスプレイオーディオなので、ハイレゾ楽曲がそのままの高音質で再生できませんし、車種専用にチューニングされた音質でお楽しみいただけません。それでもハイグレードスピーカーに変える効果ってあるのだろうか… と迷ったのですが、ディスプレイオーディオのページにもハイグレードスピーカーを推すリンクがあったので、ホンダを信じて装備してみました。
ちなみにハイグレードスピーカーとそれを装着する工賃、併せて10万円ちょっとでした。ハイレゾ楽曲がそのままの高音質で再生できるし、車種専用にチューニングされた音質で楽しむためのナビとディスプレイオーディオの差額は10〜20万円です。う〜む。
さて、ハイグレードスピーカーシステムを装備して音楽を聴いてみた率直な感想は…
パッと聴き… よくわからん、って感じだったんですが… よく聴くと、ツィーターが装着されて高い音が入り、そこがクリアになることで高級感が増したように感じます。つまり、ハイグレードスピーカーシステムにすることで良くなる音域がある、という感じです。
ディスプレイオーディオでもイコライザーの設定ができるので音楽を再生しながらいじってみると、プリセットされていた「ROCK」か「JAZZ」あたりが好みでした。
音楽全体の体験としては、圧倒的に変わるというものではないですし、フリードの中で聴くものなので10万円というコストの中で上限はあるよなぁ、と思いました。これ、対応しているナビだとどれくらい変わるのか、いつか聴いてみたいものです。
ちなみに、ツィーターはダッシュボードの左右に取り付けられます。Aピラーや扉に埋まる感じだと良かったのになぁ。
費用対効果を考えると、どうなんだろう…
年収1000万円の人には勧めるけど、年収500万円の人には「そこまで変わらないよ」って言う感じですかね。そして、スピーカーの付け替えになるので、デフォルト装備のスピーカーが余るんですけども…
メルカリで見てみると、売価1,980円でも売れてないので廃棄かなと思いますが… なんかもったいないですよね、これ。
そして、このフリードは相変わらずまだ未完成で、来月に発売予定の無限テールゲートスポイラーを装着して完成の予定です。2024年9月末納車だったから約4ヶ月… 長いですよね。