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赤ちゃんとおじさん犬。家族が増えたという実感

赤ちゃんが家に来て2週間が過ぎました。生活のリズムの取り方も徐々に慣れてきているのかな、というところです。生後一ヶ月も経っていない状態なのでなんとも言えませんが、ギャン泣きすることも少ないし、わけのわからない子どもではなくて、少し安心しています。(まだまだこれからなのかな…?)

ちょっと気がかりであり、希望を持っていたのが我が家にいる犬と赤ちゃんとの関係です。元々、犬は結婚前から奥さんが飼っていたもので、連れ子のような形で一緒に暮らすことになりました。犬は(来客のチャイム以外では)吠えないし、噛まないし、おとなしいやつなんですが、トイレがうまくできないのが困った点でした。(そんな犬なので、犬のいる部屋では怖くて掃除機ロボットが使えません)

その犬が、赤ちゃんが家に来てからトイレをミスらなくなりました。ここでミスると愛玩の対象から完全に外れてしまう、とプレッシャーを感じているのか、それとも自分よりも幼い存在を見て、心を入れ替えたのかはわかりません。あとは、この数日ですが、我々が寝ている時に赤ちゃんが泣いていることに犬が気づくと、床を歩き回って音を立てたり、腕を舐めたりして我々を起こしてくれます。僕らが起きて一段落すると、犬は顔を布団に埋めて寝てしまうんですけどね。なんとなく、自分の役割を理解してくれたようで安心しています。

この犬はもう10歳を迎えようかというおじさん犬なので、ここからあと何年生きるのかわかりませんが、子どもと一緒に過ごす時間はある程度濃いものになるんじゃないかと思っています。そして、いずれ子どもに物心がついて、「身近な者の死」に向き合う最初に相手になってくれるんだと思います。この子はその後で、もう一度犬との生活を望むだろうか… それはまだまだ遠く、ずいぶんと先の出来事のように思うし、そうであってほしいけど、こういうことを考える時に「家族が増えたんだなぁ」なんて思うのでした。

おじさんの目線
僕が中学生の頃は、散歩に連れて行くのとか本当に面倒だったけどね…

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら

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タカバシ ショウヘイ
Tags: 育児