間違ってデータを消しちゃったり、以前消してしまったデータを復旧できないものか… 僕は最近、Gmailの下書きを誤って削除してしまい、それが二度と戻らないものだと知って途方にくれました。
さて、そんな中、EaseUS Software のデータリカバリーソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」のレビュー依頼をいただきましたので、インストールして使ってみました。
僕が使っているのはMacBookなので、Mac版である「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」をインストールしました。今回はMac版を使わせていただきましたが、Win版はもちろん、iOS版、Android版もあるのには驚きました。今はスマホからデータを復旧するという方が使う機会が多いかもしれませんね。
対応デバイス一覧
MacBookとデスクトップ、HDD、SSD、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、Micro SDカード、CF/XD/MMCカード、外付けHDD、 iPod、デジカメ/ビデオカメラ など
Mac版に関しては、インストールは他のソフトと一緒で、仮想ディスクイメージをダウンロードしてインストーラーを起動しインストール、という通常の流れで行います。
起動時は端末に登録しているパスワードが必要になります。
これは初回起動時だけではなく、起動時には毎回必要なので、ちょっと席を空けた時に勝手にデータを復旧される(なんてことは少ないと思いますが…)こともありません。
さて、ではアプリを起動してファイルがどんな感じで復旧できるのか見てみたいと思います。今回はこのSDカードです。ブログで使っているカメラ PowerShot G7 X Mark IIに入れて使っているものですが、これをカメラ側で物理フォーマットしてからの復旧です。
Finderからカードの中を見ても何もない状態ですが…
アプリを起動すると、どのドライブからデータを探すか選ぶ画面になります。
今回はSDカードなので、該当の「CANON_DC」を選び、右上の「Scan」を押したら探索開始です。画面上に終了までの時間が表示されています。
スキャンが終わるとこんな画面になります。
さて、ここからお目当てのファイルを探します。左上のタブを切り替えると「パスから探す」か「ファイルタイプから探す」かを選べます。ディレクトリ一式復元したいという場合には「Path」から、目的のファイルタイプがひとつの場合には「Type」から探すのが良さそうです。
復元したいファイルを選んだら、画面右上の「Recover Now」を押して…
ファイルを保存する場所を選べば、そこにファイルが保存されます。
ちなみに以下が復元したファイルです。今回は画像の復元はできませんでしたが…
復元に関してはいろいろな要因が絡むので完璧ではない、ということです。データの復元を検討している人は、まずは2GB分お試しでリカバリーができますので、データのスキャンと復元を試してみて、お目当てのデータが復元できそうであればライセンスを購入するのがいいんじゃないかと思います。このあたりは親切でいいですね。
以上、EaseUS Data Recovery Wizard のレビューでした。