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チェコ旅行記 #14 プンクヴァ洞窟で地下川下り

チェコ政府観光局Linkトラベラーズとのタイアップでチェコを旅してきました。旅は6日目、オロモウツを出た一行はブルノを目指しますが、その前にこんなところに立ち寄りました。

壁、のようですが、その下には何か施設の入口があります。

こちら、プンクヴァ洞窟(punkva caves)への入口なのです。プンクヴァ洞窟は、中央ヨーロッパで最も規模が大きく最も美しいカルスト地形と言われるモラヴィア・カルストにある洞窟のひとつです。

カルスト地形(独: Karst)とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。(参照:Wikipedia カルスト地形

入口で受付をしたら…

あとは徒歩で洞窟へ…

ここからはしっかりと整備されつつも、ワイルドな洞窟の中を歩いていきます。

洪水になると、洞窟が水であふれ入れなくなるという洞窟には、地底湖のような水たまりもありました。

電灯も整備されていますが、洪水で水浸しになると、すべて壊れてしまうんだそうです。洞窟はかなり長いため、これが全部壊れるとなるとかなりお金がかかるのでは… なんてことも考えつつ歩きました。

中には鍾乳石もあり、何か自然からのメッセージになっていそうなものも結構見受けられました。日本人だと、こういう石にも意味を見出して名前をつけたり、崇拝の対象としたりしそうですが、チェコでは「この岩、○○に似てるよね?」程度のようでした。

さて、少し通路が狭くなり、様子が変わったな、と思ったら…

外に出ました。

とはいえ、洞窟の途中にある谷のようです。元々、洞窟でしたが天井が崩落して谷になった場所なんだそうです。狭い空を見上げると(写真ではわかりにくいんですが…)、洞窟の縁から1本のロープが垂れ下がっています。聞くとレンジャーがトレーニングをしているんだとか…

落ちたらまじで死ぬやつだ… いやはやすごいなぁ、と思いつつ、先に進みます。

この先はさらに下るんですね。暗い通路を抜けると、そこにあったのは一艘のボートです。

なんと、このボートで更に下るそうです。川下りです!

波が無いので、ボートはスムースに進みますが、洞窟自体は狭いので気をつけていないと頭をぶつけそうでした。ここもいろんなところにライトがあり、洞窟内を彩っていました。こちらは終盤の動画です。

ボートがたどり着いたのは、最初に洞窟に入った入口付近でした。よくできてる!

帰ってきてから案内板を見たのですが、上にある洞窟を歩いて、下にある川を下って帰ってきた感じのようです。

結構、高低差もありましたし、距離もありましたし、洞窟内でコウモリにも出会いましたし、かなり楽しめる洞窟ツアーでした。ヨーロッパならではのものっていろいろありますが、まさか洞窟&地底川を楽しめるとは思っていなかったので驚きました。

ブルノから車で1時間弱の場所にあるので、気軽に行くことはできませんが、チェコのいろいろな街を巡るのであれば、この洞窟も組み込んでみることをオススメします!

おじさんの目線
地底湖とか地底川とか泳いでみたいものです。

タカバシ ショウヘイ

1976年生まれのおじさんです。生ビールブログ、メロンパンブログ、お姫様抱っこ、といろいろな活動をしていますが、普通のサラリーマンです。詳しいプロフィールはこちら

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タカバシ ショウヘイ