今回の沖縄発上海経由フランクフルト行き、そして復路も、中国東方航空を利用しました。何よりも安かった、というのが理由です。沖縄とフランクフルトの往復航空券が88,410円でした。途中の上海では、行きは9時間くらい、帰りは3時間くらいの乗り換えの時間があり、上海に行ったことが無かった僕には、ちょうど観光もできそうだなぁ、というのもよかったです。
国際線だからだと思いますが、飛行機自体は新しくて、タッチパネル&コントローラー付で、映画もゲームもたくさんありました。ただ、基本的に中国語と英語で日本語は見当たらなかったかな。USBの端子もあって、充電できたのもよかったです。
乗客はほとんど中国人だったんじゃないかと思います。もちろん、沖縄発の時には日本人、フランクフルト発の時にはドイツ人も多かった気がしますけども…
復路・フランクフルトから上海の飛行機内を動画で撮ってみました。まあ、みんなしゃべっていますが、そんなに大声でどうこうというのは無かったです。
ただ、動画の8秒くらいのところに出てくる隣のおじちゃんが僕の常識からは外れた行動をしていて、ビックリしました。
僕は窓際のシートで、通路側にもシートがある2列の並びでした。隣りに座るのがでっかいおじさんだったらイヤだなぁ、と思っていたんですが、中国人の小柄なおじさんでちょっと安心しました。が、10時間という長いフライトでいろいろ驚かされることになります。まとめるとこんな感じでした。
・フライト前、僕の肩を枕に寝る
・中国語がまったくわからない僕に何度も中国語で話しかけてくる
・寝ている僕を乗り越えてシェードを開けて窓を覗き込む
・機内食のバターをそのまま食べる
・機内後方にワインを何度もお替わりしに行く
何度も話しかけられたのと、僕が寝ている時に窓の外を見ようとするのにはビックリしました。まあ、距離感が近いってことなのかなぁ… 僕が女性だったらこういうことはしないのかなぁ… とか考えながらのフライトでした。
さて、国際線のお楽しみ、機内食です。でもまあ、格安な中国東方航空の機内食ですし、クチコミも見てから行ったので、あまり期待していませんでした。が、「美味しい!」ってほどでは無いですが「まずくて食べられない!」ってことも無かったです。
中学生の時の僕が作ったみたいな炒飯的なものも、何かわからないけど、これは美味しかったです。
こちらは24時過ぎに出てきた夜中のディナー。その前に餃子を食べてたので、あまり食べられず。
ビーフが無くなってチキンしか選べず、というチキン。格安ですし、選べなくても仕方ないか、と諦めます。
隣りのおじちゃんがバターをそのまま食べてしまったモーニング。ジャッキー・チェンばりの両手を振るジェスチャーで止めたんですけどね…
中国東方航空のビールは青島ビールでした。冷えていないというクチコミもあったんですが、最初の何本かは冷えて出てきました。ということで、冷蔵庫のスペースが狭くて、そこにストックされている本数は少ないんじゃないかと思います。
缶は懐かしいプルトップ。
アルコール度数は低めですが、あまりゴクゴク飲めなかったなぁ…
中国東方航空のフライトで面白かったのは、10時間のフライト後、朝に流れた体操の映像。さすがただの体操ではなく、太極拳的なものでした。
左右のフライトアテンダントがシュールです。で、1枚目と2枚目で左の男性の髪型が違って見えますね。なんでだろう。
タイトルにもなっていますが、中国東方航空のフライトはまあまあでした。機内食はまずくないし、お酒も出てくるし、機材は新しいし… ただ、これはどんなフライトでもそうですが、近くに座る人によって印象って変わっちゃいますよね。そういう点では、違う文化を持った人が乗ってくる、それも中国の人が乗ってくるという点をどう考えるか、なのかなぁと思いました。僕は、また利用してもいいなぁ、と思っています。(荷物を預けるってことをしなかったので、その点はまったくわかりませんでした)
おじさんの目線
台湾の人が隣りだったらうれしいです、きっと。